フランス医療と言うか、スイスに近いフランス医療。


先日、酷い業者にサヨウナラをし、もう自分達の道具を取りに来るだけでもう仕事はしないでくれと言い、次の業者が来るのでゴミ掃除をした。それと、恐らく前にブログに書いた蜂を飼いたいと言う裏に住んでいる人が、不法投棄をして、古いレンジなどメタル製のキッチンで使う数々が我が家の土地に落ちて来てそれも一緒に捨てに行こうとトレーラーに載せた。重いトレーラーを車に繋げようとした時に、夫が1人で支えているトレーラーが重さと坂道で勢いよく落ちた。夫が車とトレーラーに挟まると思って、急いで一緒に推した、、が力足りな過ぎて、トレーラーの角が私の胸部を当て、さすがにヤバイと思った時に、(手の)骨が折れる音が聞こえ、私がトラックとトレーラーに挟まれた。同時に夫が馬鹿力を出して一度隙間ができて、何とか出た。着ていたジャケットはなぜか挟まったまま。(一瞬で色々起こり過ぎてよくわからない。)


最近、力仕事が増えて、なかなか力あるじゃんと自分のことを思ってたが、やっぱり女だったのだ。力足りず、骨折した。


痛み止めを飲んで救急病院へ行った。


受付で、(折れていない指だったが)している結婚指輪を外さなかったらカットすると言われた。その場のジェルでやるも取れなかった。カットすると言われ、ケチな夫なのか縁起でもないと思ったのか、石鹸で外すと言って、トイレで2人で何とか外した。



それから部屋に案内されるが、色々痛いのに、スタスタ歩かれ、手の骨が折れているから着替えも大変で、ヒートテックなんか着ていたから、脱ぐのも1人でできないのに、「できそうですか?」などもなく「着替えろ」と言われた。


それから1時間くらい待たされ、めちゃくちゃ可愛いドクターと名乗る若いのがやってきた。左手の骨折と胸部はレントゲンを取りたい。左腕は恐らく打身だけと伝えたのに、部屋を出て先輩医師に聞きに行く前に復唱したら既に胸部のことはスッカリ忘れているアホな女だった。


それからまた20-30分待って、先輩医を連れて来て、問診され、胸部は何か見つかっても何もできないから、と左手だけレントゲンを撮ることになった。(日本だったら、レントゲン撮ってるよね?」


また随分待たされて、レントゲンを撮り、又結果も随分待って、先輩医とやって来て、診断は「レントゲン見たけど、骨折してなかったわ。動脈が切れたんだと思う。」と言われた。いや〜これは絶対折れているでしょうと不信がっていると、また5分後にやって来て「レントゲン、見落としてた。骨折してます。」と言い、「手のスペシャリストに電話します」と言ったが、既に5時過ぎていて、「誰も電話に出なかった。明日か遅くても月曜日に専門医に電話して診てもらってください。手術が必要かもしれない。」と言った。


医者なのに、問診で折れているかもしれないと思わず、レントゲン撮っても折れてないって診断、酷い(レベルだ)わ。


しかも指を固定しに来た男、どの指が骨折しているかも知らない、レントゲンも見てないって言った。大した治療もしてないのに、お金の心配し出し、「あなたスイスで働いているの?フランスの保険持っている?」と言うので、ここの医者らが全く信用できないと夫にテキストした。それまで入って来れなかった夫に医者が会いに行くことになり、廊下で少し話したらしい。で、その若い医者、今日が初日だったと言う😰


帰りに寄った薬局で、どこからの情報か知らないが「あの救急、40人も医者が不足しているのよ。」と言われる。40人も不足。不足してたらレベルも相当低くても雇われるだろう。スイスに近いと言う場所に住むのは命懸け💦(皆、給料の高いスイスへ行ってしまうから、どの業界の人もいない)


それにしても、「俺が危ないと思ってもどうにかなる。助けようと思わないで良い。」と怒られるし、運転もできなくなり、自分は役立たずだなと一瞬落ち込んだけど、2人の男(夫と息子)をコキ使う女王生活が始まりました。