フランス居住前に夫が、「(フランスでは)新築こそ危ない。誰かが住んだ後なら大体修理されている」と言った。日本では建替えも普通にあるし、一般的には築年数が増えれば価値が下がり、新しい方が良いと言う価値観とは真逆でビックリした。でも今ならわかる。それこそ技術者の技術力というか完成度(真面目かどうか)の大きな違いなのだろう。


お金払って依頼しても全く信用できず、未だに素人の私達がチェックをしている。工事もチェックし、床や壁紙、ライトなども決めなくてはいけないので頭が最近疲労している。夫は「目指せ!住んでから水漏れ、空気漏れのない家」として必死になっている。←工事の人だけに任せていたら絶対無理。


排水管と電気線が通り、「断熱材を入れる時に、線を断熱材の後に入れられたらわからなくなるから、前に出してくれ」とあえて素人の夫が言っていた。


昨日、壁を作る前に確認しておこうと、夫と全部の電線とスイッチ線、水道管が前に出ているか確認した。


何本も行方不明。入れられた断熱材を外し、宝探し状態。(数本本か私達が見つけたが、酷いので今日来させている。)プロのはずなのに、そんなこともできないで、他の家ではどうなっているのか甚だ疑問。


ここに水道管があったはずなのにと断熱材を外したら、水道管が隠れてた。不要な線なのに、閉じられていない。このまま壁を閉めていたら、天井から雨漏り。


北海道の家のように全く隙間風が入らないよう、断熱材で埋め尽くすように言ってたのに、断熱材を開けてみるとスカスカ。重力で下がっているから、開けなければ埋まっているように見えるが、断熱材の裏は空洞。十分以上に買ってある断熱材を使わずに、壁を閉めてしまえばわからない作戦ムキー


こんな感じで、常に足踏み状態だが、これが住んでから、生活に関わってくるから妥協はできない。