先日「決めた3カ国の料理しか人生で食べれないとしたら、何料理が良いか?」と同僚との女子会で話が出た。


散々意見があった後で、「イタリア料理、日本料理、自国の料理」と言う結果になった。


日本料理、、一体何を指しているのか気になった。(Sushiとramenしか知らないんじゃないかと思える)


今日、同僚の家に招待された。ランチにその家の近くにある美味しいバーガーの店に行く予定だったが、「寿司を作るよ」と急遽変更になった。


彼女の寿司は、Maki Sushiだった。「私作るから、キーポイントがあったら言ってね。」と言われた。


米は北海道産。私より良い米を使っているが、炊飯器はビックリするほど(海外にありそうな)安っぽいこんな↓もの。(同じ機種ではないが、似たもの)



米を釜に入れ、ザックリ適当な水を入れ、放置するので、「洗わないの?」と聞くと、水に30分浸けてから洗うと言った。その「洗う」は、米を研ぐと言う作業からは遠く、ただ水を替えるだけだった。


その後、「この海苔を買う時にいつもお店の人に褒められる、最高の海苔だって言われる」と見せてくれたのは、日本産の確かに高そうで実際美味しかった海苔。つまり海苔と米にはすごく拘っている。


しかし、炊飯器と水の量には全く拘りがなかった。そして、ご飯が炊けた後に、寿司飯を作る為に入れたのは、な・ん・と!ピクルス液。(一応彼女なりに色々スイス国内で買えるのを試して、1番良いのがスイスのHUGOと言うものらしい)適当に大きいスプーンで3杯ほどびっくりびっくりびっくり これにはおったまげた。


そして巻寿司を作るのに、巻き簀などなく、まな板の上に海苔をひき、ご飯を敷いて具を巻くと言うスタイル。


お味はと言うと、カルフォルニアロール、フュージョンだとか不味い中国人が作ったSUSHIなど食べたことがある私には、新しいSushiと思えば全然悪くなかった。


巻き簀が段ボール箱に入ったままだから、海苔巻きなど作れないと思ってた日本人の思い込みを撃ち破ったかなり斬新なMakiだったが、あんなに手軽に出てきてあの味なら、中国人の不味いロールを食べるより全然アリで(日本の海苔巻きとは別物として)美味しかったことに衝撃を受けた。