世界中の人と仲良くするのが理想だけど、本当にどうしようもない人っている。生まれ育ったところが底辺で底辺の人間と育ったからか、人のことなんか関係ない。自分しか全く見えてない人間。普通の日本人じゃチョロくって、こんな人達と対等に話などできないだろう。私は無理だ。今問題になっている川口市の外国人が隣人だったら、、と想像して欲しい。そんな日がきたら、日常茶飯事でニュースになどならない。日本が引き返すなら今。


私達が持っているマンションの管理人はフランス中部にいて良い人だが、遠くにいて管理ができない。近くのまあまあお金持ちの学生に部屋を安く貸してあげていた。トルコ人の従兄弟だと言う男に一部屋貸したら、家賃が払われなくなり裁判したが結局3年間未払いになった。


そしてそのトルコ人がまた、自分の店のシェフに部屋を貸して欲しいと頼んで貸したが、その人は出て行き、いつの間にか「友達に1週間貸してくれ。」と言われて、貸したら住みつかれたのだと言う。


遠すぎて管理ができないから、夫に見て来てくれと頼むことがある。今回はここ2ヶ月、なぜかビルの電気代が2倍になったと言う。私達も今は近くに住んでおらず、行くのも大変なのだが、見に行った。


私だったら全く気付かないのだが、昔使ってただろう屋根についたままのアンテナを繋げるコンセントに、今にも火がつきそうなコンセントがぶら下がっていたのを夫が見つけた。1週間で出て行くはずの男の部屋の小窓が空いていて、そこに長いケーブルがあった。怪しいと夫が取り出して繋げてみると長さが十分届く長さだった。


電気のボックスを見ると、契約していない状態だった。状況証拠が揃い、この男が自分で電気の契約をせずにビルの電気を部屋で使っていると想像できた。


夫はオーナーに電話すると、家賃も毎月2ー3週間遅れるし、回収が大変な上、そんなことしているんじゃ出て行ってほしいと言うので、その男を1週間だけ泊めてくれと言ったトルコ人にも話を通すと、「俺は関係ない。オーナーとその男の問題だ。」と逃げたのだという。


問題の男を呼び出し、最初はしらばっくれていたが、夫が証拠写真を見せ、私が夫に言えと言った「電気代の請求書を見せろ。」と言ったら、降参し、「家賃もすぐに払う。許してくれ〜。」となったらしい。その場でこう言ってもこんなことを平気でする男が簡単に改心したとは、思えない。


ジュネーヴに近くてフランス内でも家賃も高いのに、破格で貸しているその家賃を期日まですら払わないし、部屋も綺麗に使わず、電気まで盗み、更に火事にもなりそうだった男にいてもらう意味はないだろうが、こんな底辺の男は、他の部屋など見つからないだろうから、出ていけと言っても簡単に出て行かない。(良心のある人間なら、他の部屋を借りれない自分に部屋を安く貸してくれている恩を感じて期日前に払うことを考えるだろう。)


人種で人を決めつけたり選んではいけないが、こんな人間と関わると日本人の常識では全く理解できない大変なことが起こる。大家は更に厳しく出て行けと言った場合、この男が全く家賃を払わずに居座ることになったら、また悪夢の二の舞だと怯えている。因みに、家賃滞納されたとしても、フランスでは大家は追い出すことができず、無理矢理追い出した場合、大家が罰金と3年間刑務所行きらしい。おかしくない?