私から見たらサッカーオタクである夫。しかし、フランスでは、これくらいは普通レベルで、本物のサッカーオタクはこんなものじゃないことを知った。


その夫が、ブラジル出身のネイマールがフランス(パリ・サンジェルマン)から、サウジアラビアへ移籍し、記者会見をしたと言ってきた。そこでフランスでは苦労があったことを示唆したらしい。「サウジアラビアでは言葉の問題があると思いますが、、」の質問には、「フランスでも言葉には問題あった。知っているだろう。」的なことを言ったらしい。


それを聞いていた夫の意見としては、フランもネイマールと同じ。フランスやフランス人が好きでもないから、フランス語に興味がない。できるようになりたいとも思わない。言葉って、やっぱり、その国への憧れとか、その言葉が好きだとか、そう言うのがないとやろうと思えないだろうね。


私はネイマールのような年棒もない女だけど、言葉ってやっぱりそうだよね。私がファッションが大好きだった若い頃に、パリを訪れて良い思い出があったら、のめり込んでいたかもしれない。しかし、その時から、excuse me,と声をかけても無視をされ、レストランに通されて30分以上友達と待ったあげく、キッチンがクローズしたと追い返され(当時は、単なる人種差別で嘘だと思ってた)、こんな所が世界一観光客が訪れる街?嘘でしょ。2度とこの地に来たくないと思った場所がパリだった。


その後、夫と何度かパリを訪れ、まずBonjourと言わねばいけなかったのだと理解して、夫のおかげでパリやフランス旅行は好きになった。


そして移住したら、またフランス人が嫌いになった。人への第一印象が大事と言うけれど、街もそうなのかもしれない。


関係ないけれど、サッカーのスター選手は若い頃から苦労して頑張って登りつめて、何歳になってもできる仕事ではないとは理解しているが、数百億円/年棒ほどの価値が本当にあるのだろうか。と思うのは、私だけか。年棒数億でも十分すごいのに。