今の家は、大家さんがまた9ヶ月の世界旅行から戻ってきたら住むつもりでいる家。環境汚染問題と乾燥問題以外は快適で、前の家よりも家賃がお安く、そして息子の幼稚園にも近くガソリン代も前の家ほどかからない。あんな遠くの家を我慢してしまったのは何だったのだろうと思える。前の家と今回の家、両者共に大家達が住む予定で買った場所だが、先月まで住んでいた家は、費用を抑える為にできもしない大家が自分でやって、嫌になって適当に終了した家(大家の義母さんからの話)。先月までの家と今の家の快適さが違う。


今の家に引越した時に、手を自分がいつも使っているハンドソープを使って、お湯で濯いだが手がヌルヌルした。このハンドソープを山から持ってきたから、なんか成分がおかしくなった??なんだろうと思ったけど、深く考えなかった。夫も同じ現象になって、夫が「浄水器が付いているんじゃない?」と言った。階段の下のスペースに浄水器があった。


浄水器と言う名前でいいのかわからないけど、フランスは硬水で、これが食洗機や洗濯機、アイロン、シャワーヘッドなどなどお水を使う器具の寿命を短くしたり、毎日のお手入れが必要だったりする。硬水のせいで皮膚も乾燥して老化もするらしい。


私と夫は水道管を詰まらせたくなくて、硬水を軟水にする浄水器が欲しくなり、前に自分のアパートに住んでいた時に見積りを取りに業者を呼んだことがあった。が、水道管を開ける鍵が見当たらず、「わざわざ来たのに!」と業者に怒られて終了したことがあった。


日本の水がこんなにヌルヌルすることはないから、硬水を軟水に濾過したらこんな感触がすることに驚いた。私は自分の家に軟水に変える浄水器が今も欲しいと思っているが、夫は水質を調べないと何とも言えないけど、山の水は普通はそんなに強い硬水でもないのに、何で浄水器なんている?とあまり積極的ではない。


ケチな夫は、「浄水器がついているから水が美味しいんじゃない?もう水を買わなくて良いかもしれない」と言って水を試しに飲んでみたが、この土地の水は不味かった。この浄水器、硬水を軟水に変えても、味は美味しくはならないらしい魂が抜ける


ただ、食器洗剤も義家愛用の手荒れが激しいのから、私の好みのものに変えたのもあるが、ここに引越してすぐに手荒れがなくなり、手がしっとりしている。

結構スペースを取る浄水器