私が会社に着いて携帯を見ると、夫が朝から3度も電話をしてきていて、きっとあのおじさんに何かあったなと電話した。

昨夜遅くに容態がまた悪くなったと連絡を受けた義父が神父さんを手配して、おばさんにも病院に行こうと言ったが頑なに拒んだらしい。2人は子供がいなかったけど、本当に仲の良い夫婦だったから、最後に会いたくない(認めたくない)気持ちもわかる気がする。でも会わなかったら、それを後悔する日もやってくるかもしれない。

亡くなる前に神父さんを呼ぶなど知らない儀式だったが、クリスチャンは当然することなのだろうか。

結局今週末に義家に行くことはなくなったが、来週平日のお葬式に夫は行くという。私は、優しいおじさんが亡くなったことに電話しながら涙したが、今コロナの時代の結婚式参列にも人数制限があるのだから、お葬式にもきっとあるだろう。恐らく夫が代表で行くくらいの人数しか許されないはずである。

夫は僕たちは生きている時に会おうとしなかったと言ったので、「主語に注意してね、しなかったのは、あなたでしょう。私は何度も子供がいない2人に近くに行ったんだから会った方が良いと何度も何度も言った」と言った。

すると夫は、もう親もいつどうなるかわからない、これから毎週末は実家に帰ろう。

なんだ、この男は!どうしてことが0か10な訳?実家は0ではなかったが。思えば1月にしか食べない王様のケーキというのがあるが、あれも1度で良いのに週に2~3個買い、1ヶ月に8個くらい食べさせられている。冬になれば、ラクレットもチーズフォンデュももう飽き飽きと言うくらい頻繁に食べさせられる。凝るとそればっかり食べたがる夫。

行くなら勝手に一人でどうぞ。