皆様、おひさしぶりです。

お元気でいらっしゃいますか。

 

同じアパート内で、下の階に引越しをしたのですが、下の階は全面改装をしたので、ネット会社の人に来てもらわないと、ネットが繋げられません。

 

コロナで外出禁止になってしまったので、その人もいつ来るのかわからないので、上の階のネットをそのままにしてました。

そうすれば今の部屋の一部でも上の階からのネットが使えるだろうと。

 

それなのに、新しい会社が余計なことをしてくれて、今まで使っていたfree(という名で決して無料ではない)に連絡をしてしまい、ネット回線を止めてしまったのです。新しい会社の回線が繋がってから、解約しようと思っていたのに。

部屋番号も違うのに、契約者が同じってだけで、勝手に止められてしまいました。

しかもfreeは止めておきながら、書面での解約をしていないから、正規の解約にはなっていないという、なんともおフランスらしい、2020年でも電話解約もできないことを知りました。

 

新しい会社のお節介のせいで、2社に料金を支払いしているのに、2社とも使えなくなってしまいました。

 

今は新しい会社がとりあえず上の階に繋げたので、そこからのWIFIを使ってます。

 

マルシェもなくなり、その足で木曜日に近所のスーパーに久々に行ったら、客が分厚いマスクに青の手袋という姿で多くいて、まるでスーパーという画像と病院の手術室の画像を重ねて見ているかのような不思議な光景でした。そして私は見知らぬおばちゃんに、「マダム!」と呼び止められ、スーパーに子供を連れてくるな的なお叱りを受けました。夫が家にいたら、そうなのでしょうが、私の夫は未だに会社に行っており、急に木曜日のマルシェもなくなり、買いに行ったら叱られると言う。なんとも心細い思いをしました。元気でフランス語ができたなら、あんたらフランス人がお気楽に最初からしてなければ、こんな悪化してなかったかもしれない、と言ってたかもしれません。

 

通りに人もほとんど歩いてませんし、パンなどの商店も午前中だけの営業だったり、先週は日に日に悪化する現状を実感しました。

 

私が住んでいる地域は本当に鳩が多くて、家の前も週3-4回は市の清掃がありましたが、その回数も減ってしまったようで、家の前の通りも靴を履いていても歩きたくない通りに変貌しました。

 

そんな状況下、金曜日の夕方に部屋の電気が急に全て使えなくなり、冷蔵庫と部屋に備え付けのヒーター3台とテレビしかつけていないのに、ヒューズが飛んだと見たけど、何も変化なく、夫に電話したら絶対どれかのスイッチが下がっているはずだ、そんなこともできないのかとキレられ、真っ暗な寒い中、息子と布団の中で丸くなって夫の帰りを待ちました。たかが数時間でしたが、本当に戦争中のようなアンネの日記のアンネのような思いを一瞬しました。

 

実際は廊下にある、電力会社のメーターのような箱の接続が悪く、3月初めに点検に来ていたはずなのに、いい加減だったらしく、電気が使えない状況になったとわかりました。これもいつ再度点検に来れるのかわからない状況です。

 

当たり前の生活が、いろんな人で支えられていると感じる約10日間でした。世界がこんなになってしまったのか、とても悲しいですが、人の死を受け止めて、今は大人しくするのが自分の為、人の為ということを覚えてないといけないですね。