義家族と初めて会ったのは7年前に夫との結婚式をする為にフランスに行った時のこと。

その時は、無口な私の父とは違う冗談ばかり言う義父を楽しい人だと思ったし、

滞在中に毎日美味しいお料理作ってくれた義母には感謝もした。

 
2人の義弟達も楽しく優しくてなんて良い家族なんだと思ったのだった。
 
フランス語ができなくて、ストレスで帰国時に湿疹ができていたが、
結婚式の日は誰もが笑いとても楽しい幸せな1日だった。
 
しかし、冷静になって、結婚式に参加した次男は800ユーロくれたが、
三男と義両親からは最後まで何もなかった。
お金だけじゃなくてプレゼント一つなかったのだ。
手ぶらで結婚式に出席って私にとって結構ショッキングなことで未だに忘れられない。
私の家族は渡仏費用もかかった上に、
姉夫婦は日本の結婚式で渡す一般的な額とお祝い品をくれたし、
両親は普段遠くて何もしてあげられないからと普通のご祝儀の数倍のお祝い金と義家族らにもお土産をたくさん用意してくれたのだった。
しかも迷惑にならないようにと私の家族は2泊だけ近くに泊まり、
後はヨーロッパ旅行に消えたのだ。
その差が凄すぎたのだが、それは文化の違いだけだったのか。
 
フランスで手ぶらで結婚式出席って普通なのでしょうか。
私の家族からは良いところで式ができて良かったねとか嬉しい言葉を言ってもらえていたが、
 
暫くしてから、義家族らが食事のシャンパンのボトルの数が少なかったと文句を言っていたと、夫から聞いて更に唖然としたのだった。