頭に蟲が湧いてるのか? ②
ボールから逃げるな!! 阪神・森田一成内野手(22)が恐怖ノックを浴びた。一塁ベース前に うつぶせの体勢で、遊撃の位置から山脇光治守備走塁コーチ(49)のノックを受けた。 ショートバウンドの送球捕球時に体をそらす癖がある森田に、和田豊監督(49)が闘魂注入だ。
あ、あぶない!! 見慣れぬ光景に、周りのスタッフがどよめき立った。目に映ったのは、 グラウンドにはいつくばる巨体の選手。森田だ。一塁ベースに足をつけ、うつぶせ状態の若虎に、 遊撃付近の山脇守備走塁コーチから、次々とノックが放たれた。 全体練習を終えた和田監督は「森田の場合は技術よりも執念や!!(笑) 詳しくは守備走塁コーチに 聞いてください」と意図を簡潔に説明した。 山脇コーチは「ボールを下から見る(練習)。 上から見ると怖がるでしょ。昔からやっている練習だよ」と恐怖心を取り除く練習だと明かした。
冷や汗ビッショリと思いきや、森田は「(コーチから)『避けなかったら、くらわない。避けようとしたら 当たる』と言われていました。怖かった? 避けなかったので、そうでもなかった」と振り返った。 球際の執念を求めた指揮官の意図をくみ取っていた。 プロ4年目の今季、プロ初打席で初本塁打を放つなど、打撃面での高い潜在能力を持つが、 まだまだ物足りない部分も多い。和田監督がアイデアトレで若虎の能力をどこまでも伸ばしていく。 (2011.11.15 サンスポ)
本当に野球脳の思考回路は意味不明だわ。ショートバウンドを捕球する際のグラブの出し方とかを教えるのが先じゃね?体が逃げようが一塁手は送球を受け取るのが最優先されるわけで、悪送球を体で止める為にベースから離れたら、打者走者を刺せないから意味ないじゃん。仮に送球を後逸しても捕手がカバーリングに走っているからね。そもそもボールに対する恐怖心を無くす為に敢えてボールをぶつける方法に効果があるとは思えんけどボールが頭を何回か直撃して痛みの記憶がブッ飛んじゃえば効果あるかも・・
頭に蟲が湧いてるのか?
岡山・倉敷で秋季キャンプ中の楽天星野仙一監督が4日、自らノックを行った。選手に対しノックを行ったのは昨秋の就任以来初めて。星野監督のコメント。「中日の時は、選手がけいれんするまでノックをしていた。そうやって出てきた選手は強い。井端、荒木、福留…いい選手で努力していないヤツはいない。絶対に」。 (2011.11.5 日刊スポーツ)
楽天・辛島航投手(21)が13日、秋季キャンプ中の岡山・倉敷で、大増量大作戦を実行している。「しんどいですが、とにかく吐くギリギリまで食べて、食べて、食べまくっています」と辛島。10月の宮崎フェニックスリーグ開始前は71キロだったが、現在は75・5キロ。猛練習の後に自主的に「どんぶり2杯半」を最低ノルマにした“暴食トレ”も敢行。キャンプ終了までに77キロまで体重アップを図るつもりだ。
理由は球の威力を上げるため。「強くて切れのあるボールを投げたい」高卒1年目の09年に1軍登板を果たし、10年にはブラウン監督(当時)の目に留まり、開幕1軍入りした左腕も、今季は左肩の負傷などで初めて1軍登録なし。それだけに、さらなるレベルアップを自らに課した。
星野監督も能力を認める逸材は、愛くるしい顔つきに似合わず、人一倍の負けん気とプロ意識を持つ。体脂肪も11%から16%に上がりスタミナもつき、宮崎では最速145キロをマークするなど、努力が実を結びつつある。脱スリム・ビューティーで戦うマッチョ。辛島が来季の1軍定着に向けて、変身を遂げる。 (2011.11.14 報知)
野球脳恐るべしだな。アスリートは体脂肪を落としつつ筋力アップを目指すモンなんじゃないのか?球速が増したのには他に理由があるに決まってんだろうが。デブが豪速球を投げられるなら相撲取りは皆プロ野球選手になれるゾ。体重増加はヒザや腰に負担が掛かり逆効果なのは今じゃ子供だって知ってるだろうに。星野の頭の中は未だに「気合だ」「水は飲むな」の根性論がギッシリ詰まっているんだろうな。
低視聴率だもの・・
クライマックスシリーズの視聴率
・中日vsヤクルト 第1戦 16.6% 【東海テレビ】
・中日vsヤクルト 第2戦 17.2% 【CBC】
(2011.11.5 中日スポーツ)
地元名古屋でこの数字でっせ・・フジテレビも慈善事業で放送している訳ではないからCM枠が売れなければ放送できないっしょ。今週末から始まる日本シリーズの中継局が未だに発表されていないのがプロ野球人気の現状を表しているよな。地元ローカル局では中継する事を発表したらしいけど、第3戦中継を押し付けられそうなフジテレビの番組表は「調整中」だってさ。ワールドカップバレーを後援しているフジとしては本音ではやりたくネェ~だろうな、御愁傷さま・・
野球は儲からんよ ②
近鉄の合併騒動が野球報道を占拠していた頃のことである。球団経営について調べようとすると、必ず1つの『壁』にぶちあたった。球団の収支出の実態が人為的に隠されているのだ。あくまでも当時の話だが、ヤクルトは親会社の化粧品部門と売上げを合計させ、阪神は本社の他レジャー部門と混合させていた。他球団も同様である。かといって、悪意があって隠していたのではないようだ。プロ野球興行は他のプロスポーツとは比較にならないほどさまざまな業種、大手企業と関連している。赤字経営の具体的な内情が暴露されれば、「負の連鎖」が始まっただろう。
それを恐れていたのである。
だが、プロ野球チームの経営実態に関するデータを1例だけ入手できた。ダイエーホークスが観客動員数310万8000人を記録した2002年の経営実態だ。310万8000人は当時、史上最多である。2003年3月期の売上げは約179億円。その収支内訳は『一般チケット収入』=約23億円、『年間予約席』=約33億円、『スーパーボックス』=約20億円、『飲食物販売』=約36億円、『広告看板』=約29億円、『放映料』=約9億円、『駐車場収入』=約5億円、『その他』=約24億円…。これに対し、支出は約176億円。内訳は『売上原価』=約32億円、『人件費』=約21億円、『水道光熱費』=約6億円、『参稼報酬』=約38億円、『キャンプ費用・遠征宿泊費』=約46億円、『その他』=約33億円 収支179億円に対し、支出176億円。
<野球協約第36条の6>によれば、「30億円の加盟料を連盟に納めなければならない」とある。30億円を投資して、年間利益が3億円…。史上最多の観客動員数を記録しても、3億円の黒字にしかならないのか…。もっとも、本社事業における宣伝効果、自社製品のイメージ効果等を考えれば、「球団経営部門だけで損得勘定を出すべきではない」と、経営者や起業家は考えるという。
また、この数値を入手したとき、巨人との格差も考えさせられた。
ダイエーの『年間放映料9億円』。当時、巨人戦のテレビ放映料は『1試合1億円強』と報じられ、公式戦のほぼ全試合が中継されていた。02年のセ・リーグは140試合制。対戦チームにも何%かは払っていたはずだが、当時はセ5球団が主催する巨人戦も全国放送されていた。巨人が対戦チームに払ったのと同じだけの額を受け取っていたはずだ。もっと大雑把に考えれば、「主催ゲーム数70×1億円強」の『テレビ放映料』が巨人に入っていたのではないだろうか。70億円強と、9億円…。ダイエーの『年間放映料9億円』は、地方テレビ局から支払われたものである。地域密着、地元球団として絶大な支持を受けていたのはダイエーの方である。99年の優勝・日本一を皮切りに、黄金時代を築く。戦力、観客動員数で巨人を追い抜いたものの、球団経営でつまずいたのは「テレビ放映料による格差だった」とも考えられる。
ダイエーグループはホテルなどの“福岡事情”による多額な借入金があり、球団を経営していた『株式会社ダイエーホークス』もその金利を負担し、「最終的には赤字になっていた」という。2000年代、「チームを強くすること」と「存続させること」は並び立たなかったようである。
(スポーツライター・飯山満)
その頼みの綱だった巨人戦も1億円どころか今やキー局には厄介モノにすぎない。巨人戦の放映権料に依存してきたセ・リーグは、お先真っ暗だな。親会社の体力はパ・リーグにくらべるとセは見劣りする企業ばかり。新聞・鉄道・飲料メーカーは来るべき少子高齢化社会の将来では良くて現状維持、右肩下がりと考えるのが普通だし。従来型の親会社は野垂れ死に・新興のIT系親会社は突然死パターンかな。どちらにしてもプロ野球界には滅亡の終着点が待ってるだけだよ。