先日、伝説の投資家、清原達郎氏のこんな記事を書きました。
暴落した日に口座の230億円を使い、うち105億円のメガバンク株を購入しましたというものです。
この暴落について清原氏は、「実態のない雑音で日本の株式相場は戻ると思う」と明言しており、原因はキャリートレードによる巻き戻しと言います。
なので、多少大きかったものの、一時的な暴落で株価は戻るとのことです。
それに異を唱える? のが、経済評論家の森本琢郎氏。
まあ、清原氏の発言とは全く関係ないのですが、森本氏は年末の日経平均は1万円以下、最大3千円まで下がるとみているそうです。
森永氏は、「今は人類史上最大のバブル。必ずコケる。株価は過剰に期待されているので必ずコケる。ずーっとインチキを言い続けていた。ドットコムバブル、人工知能、半導体、ありもしない期待をずっと作り上げてきた。あいつら(金融業界の人)がやってるのは偽装とパクリだけ、という辛辣なお言葉を並べておりました。
「金融村のみなさんは商売があるから、口が裂けても言えない」とのことです。
確かに見聞きしたレベルでは、かつてのバブル崩壊(1989年)では、調子の良いことを客に語りながら、株を右から左へ動かして行くようなことを平気でやっていたと聞きますが、ネットの監視社会ではそれが実現できるのか疑問です。
まあ3万円割れはあっても、残り4ヶ月で1万円割れは非現実的なのかなと思います(1万円割れなら天井から75%以上、3千円割れなら90%以上の下落)。
今回の暴落で105億円分の株を購入した清原氏。
すでに株式を全て手放し、指一本触れてはいけないと語る森本氏。
株は全ての意見が右向け右ではないのが面白いところで難しいところ。
あなたはどちらを信じますか?