大和アセットマネジメントから、新しいETF、「316A iFreeETF FANG+」が2025年1月10日に上場することが発表されました。
iFreeETF FANG+は、文字通り投資信託で人気の「ｉＦｒｅｅＮＥＸＴ ＦＡＮＧ＋インデックス」のETF版になります。
概要は以下の通り。
NYSE FANG+指数とは
NYSE FANG+指数は、次世代テクノロジーを基盤とし、グローバル社会において人々の生活に大きな影響を与え、高い知名度を持つ米国上場企業で構成された株価指数です。この指数は、構成銘柄に等金額投資を行うポートフォリオで構成されています。
構成銘柄
「FANG」は、主要銘柄である以下の4社の頭文字から取られています。
- Facebook（現Meta Platforms）
- Amazon.com
- Netflix
- Google（Alphabet）
これらに加え、他の高度成長技術を持つ米国企業が加わった10銘柄で構成されています。具体的な構成銘柄は四半期ごとに見直され、変更される可能性があります。最新の構成銘柄は、大和アセットマネジメントなどの情報源で確認できます。
指数の特徴
- 次世代テクノロジー企業への集中投資: 革新的なテクノロジーを持つ企業に特化しているため、成長性の高い分野への投資機会を提供します。
- 等金額投資: 各銘柄への投資比率が均等であるため、特定の銘柄の影響を受けすぎることなく、バランスの取れた投資が可能です。
- 四半期ごとのリバランス: 四半期ごとに等金額となるようリバランスが行われるため、ポートフォリオのバランスが維持されます。
- 値動きの大きさ: 構成銘柄数が比較的少ないため、S&P 500などの広範な指数と比較して、値動きが大きくなる傾向があります。
指数算出と円換算
- 米ドル建ての「NYSE FANG+ Index (NTR)」をICE Data Indices, LLCが算出しています。
- 「NYSE FANG+指数（配当込み、円ベース）」は、上記米ドル建て指数を基に、大和アセットマネジメントが円換算したものです。配当込みであるため、配当収入も考慮されたパフォーマンスを示します。
ご存じの通り、FANGはFacebook（フェイスブック）、Amazon（アマゾン）、Netflix（ネットフリックス）、Google（グーグル）を差しており、これら4銘柄の頭文字をとってFANGと呼ばれています。
プラスの部分は、この4つ以外の高度成長技術を持つ米国企業が加わった6銘柄で、前述の4銘柄と合わせて、10銘柄で構成されております。
2024年11月現在
以前はここにテスラも入っていましたが、年初に入れ替えで除外されてしまいました。
トランプ相場で急騰したのに残念でしたね。
組入比率は以下の通り。
意外な事に、クラウドストライクが比率でトップでした。
以下、ネトフリ、一生一緒にNVIDIAが続きます。
組入比率
ETFということで、売買が迅速にできるようになりました。
Geminiによると、「当ファンドはNISA成長投資枠の対象商品となる予定です。」とのことなので、NISAで買うことも検討できそうですね。
以前と比べて、かなりファンが増えた印象のあるFANG+ですが、これを機に投資してみてはいかがでしょうか。