3815 メディア工房が超破格の株主優待を新設しました。
内容は、100株以上でQUOカードペイ4,000円分。
そして現在の株価はなんと……239円です!
破格どころの騒ぎでは
何があるのかと思えば、でるわでるわ……。
まずは2023年11月にリリースされた「上場維持基準の適合に向けた計画書」。
流通株式比率と時価総額が足りていません。
しかもグロース基準で……。
投資の株価が247円ですので、今よりも若干高いくらいです。
今回の優待により、時価総額の方はクリアできそうですね。
次に今年4月にリリースされた「長期借入金による資金の借入れに関するお知らせ」。
十分な現預金残高と資金借入枠を有しているそうですが、5つの銀行から9億円もの資金を借り入れております。
まあ借金ができるという事は、まだ信用されていると言うことですから、まあ悪い話ではありません。
ただ、借りたお金は利子を付けて返すものですから、財務は若干悪化するかもしれませんね。
お次は「特別損失等の計上及び繰り延べ税金資産の取崩し見込み、 通期業績予想の修正並びに剰余金の配当予想の修正(無配)に関するお知らせ」。
色々なものを積み込みすぎですね。
欲張りさんめ!
こちらは少々長いようですので、Copilotに要約してもらいました。
特別損失の計上について
特別損失の計上:
- 当社は「占い」事業の強みと収益拡大の可能性を再認識し、女性を支援する事業との親和性を確信。
- 既存事業とサービスを精査し、飛躍的成長に向けて撤退すべきサービスを決定。
- 当第3四半期連結会計期間に固定資産の減損損失74百万円と事業撤退損失19百万円、合計93百万円の特別損失を計上予定。
株主優待引当金の計上と繰延税金資産の取崩しについて
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株主優待引当金の計上:
- 当社は本日、6月19日開催の取締役会で株主優待制度の新設を決定。
- 株主優待制度にかかる費用として、販売費及び一般管理費に株主優待引当金22百万円を計上予定。
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繰延税金資産の取崩し:
- 2024年8月期の通期業績予測と業績動向を総合的に勘案し、繰延税金資産の回収可能性を検討。
- 繰延税金資産を取り崩す場合、最大で法人税等調整額を81百万円計上する見込み。
業績予想修正の理由
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業績予想修正の理由:
- 特別損失の計上(93百万円)と新規参入事業への積極的な投資により、業績予想と大幅に乖離。
- 繰延税金資産の取り崩しを検討中で、最大で81百万円の法人税等調整額を計上予定。
- 株主優待引当金22百万円も計上予定。
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第2四半期連結会計期間の業績:
- 売上高は順調(進捗率47.2%)。
- 営業利益は予想から乖離(進捗率△2.8%)。
- 要因は広告宣伝費増加と効果不足、M&A検討、新規分野への先行投資。
- 通期業績予想は据え置き。
配当予想の修正の理由
- 配当予想修正の理由:
- 当社は株主への利益還元を重視し、配当性向25%~35%を目指しています。
- 通期業績予想を勘案し、期末配当金を3円00銭から無配に修正することを決定。
- 株主の皆様にお詫びし、早期復配を目指します。
今後について
当社は、2024年8月期の業績修正により株主の皆様と関係者にご心配とご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。今後は、既存事業の収益拡大と新規参入事業の収益化を重視し、中期経営計画を具体的な目標数値と方向性を示す形で策定しています。また、中長期的な視点で当社事業を理解いただき、ご支援いただけるよう、株主優待制度の新設も決定しております。
現在、239円の株価に対し、優待利回りは16.74%。
これが5%まで下がるとするなら、800円まで上がる事を意味します。
これはS高3連続でも追いつかないレベル。
もちろん今日のPTSでも53万株ほどS高で張り付いております。
今後はおそらく頃合いを見て、新株予約権が発行されることになるでしょう。
S高連発で安く買えた人がいないとなると、新規株主総高値掴みになりかねないので、購入を検討される方はご注意ください。