上記の金額の推移は、「月曜から夜更かし」でお馴染みの桐谷さんの資産推移です。
1984年に約400万円で始めた株式投資は、2006年時点で400銘柄を保有し、総額3億円に達していました。
しかし、初期の頃の桐谷さんは信用取引も頻繁に行っており、それが裏目にでて2008年のリーマンショックをモロに喰らい、資産が5,000万円まで減ってしまいます。
その後は皆さんが知る桐谷さんと同様の投資スタイルとなり、2010年には2億円、2020年には3億円、そして昨年は5億円にまで達したそうです。
桐谷さんの投資スタイルは、信用取引から足を洗い、長期投資をベースに、「優待投資」、「高配当投資」、「安定重視」を心がけているそうです。
先日の方も信用取引から大きく資産を減らしてしまいました。
桐谷さんはまだ5,000万円もの額が残りましたので、ベースは違いますが、ここからいかに立ち直るかというのは同じだと思います。
今後も同じような事をしていたのでは、一時的に資産を築けたとしても、一瞬で全てを失うことになるでしょう。
2,600万円稼いだ時点で引ければ勝ちですが、そうはいかないのが株式投資。
おそらく資産が1億になっても2億になっても、このスタイルで成功したと勘違いしてしまったら、大きく失って最悪借金まみれなんてことにもなりかねません。
大きな失敗から学び、復活を遂げた方は大勢います。
すぐに引退だ退場だと騒いで諦める方が大半ですが、この損失はある意味本当に良い経験になったと思います。
借金がないだけ、復活の余地はありますし、手元にはまだ資金が残っていますから十分やり直しの利くレベルでしょう。
人間、失敗から何を学ぶかが重要だと思います。
失敗は成功の母、トライアンドエラーは人間を成長させる上で欠かす事ができないと思います。