先日、ウォーレン・バフェット氏がApple株を売却したとのニュースが入りました。
バフェット氏の米国投資会社「パークシャー・ハサウェイ」が2024年1月~3月期までに13%ほど売却したようです。
2023年10月~12月期にも1%ほど売却しており、色々な憶測が飛び交っているようです。
日経新聞の記事では、売却益にかかる税率は上昇していくという見立てが背景にあると説明した。「今後もう少し高い税率で売却するのなら、今年アップル株を多少売ったという事実を皆さんが気にすることはない」と語ったそうです。
ただ、別の記事をみてみると、手元資金は30兆円を超え、過去最高の現金保有額となっているようです。
バフェット氏、高金利で鈍る株式投資 手元資金30兆円へhttps://t.co/sU3z0Kdm7n
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) May 6, 2024
莫大な「キャッシュの山」積み上げの要因はアップルなど主要銘柄の売却にあります。 pic.twitter.com/lC89S31a2B
グラフを見ると、2022年後半からキャッシュポジションを高めており、現在は倍近い額となりました。
Apple社への評価は変わっていないものの、新規に投資すべき機会が乏しいとも言われております。
日本の商社株は9%程の比率で保有していると年次株主総会で発言。
非常に満足していると語ったそうです。
「良い球しか振らない」と言われているウォーレン・バフェット氏の、過去最大のキャッシュポジションをどう見るかは意見が分かれそうですが、もしかしたら市場を警戒しているかもしれませんね。