3月と9月末の権利落ちは株価が大きく下がります。

これは日本の企業の多くが3月に決算を迎えるからで、9月はその中間決算があるのが要因です。

特に3月は株主優待の割合が最も多く、2番目に多い9月の倍以上ありました。

 

  株主優待の月別件数

 

中には配当金は出ず、大赤字ですが、株主を繋ぎ止めようと破格の優待を出す企業もあり、利回りがえげつない銘柄も多くあります。

3月権利ではありませんが、9973 小僧寿しが株価19円で利回りが26.31%、2928 RIZAPグループ3185 夢展望は300株で15,000円の優待が貰え、利回りは30.86%でした(RIZAPグループはどこも利回りが破格)。

 

そんな破格な優待は置いといて、配当も含めた総合利回りが高い株は、3月の権利落ちで大きく下落する事が多く、今回も例に漏れず大きく下落しております。

私の優待専用口座でも-1.71%下落し、日経平均を上回る下落となりました。

 

大きく下げたのは9475 昭文社ホールディングスの-10.00%、9980 MRKホールディングスの-6.61%、7743 シードの-4.33%など。

3%以上下落したのは上記も含め5銘柄、2%以上の下落となると、4件増えて9銘柄となりました。

現在24銘柄保有してるので、4割近い銘柄が2%以上の下落を1日で喰らっております。

 

とはいえ。

優待銘柄はキャピタルゲイン狙いの口座とは分けているので、超長期保有(というか売らない)として持ち続ければ、特定の月の下落は気にならなくなります。

これがキャピタルゲインもとなると、焦りが出てくると思いますが、あえて分ける事によって心に余裕が生まれるのも事実です。

 

運用利回りはそれほど高くありませんが、2020年から増やし続けて現在は年平均+9.49%で運用中。

含み益も62.5万円(+40.61%)と、放置運用も間違いでは無いと思える利益を上げております。

年間配当も5万円を超え、小さい額ですが少しずつ積み重ねております。

 

一気にドカンも良いですが、大きくは稼げなくても、コツコツ貯めて売らずに放置したとしても、利益はソコソコすると思いますよ。

少なくとも、安定した企業を購入してれば、大損はしないと思います。