日経平均株価が最高値に近づいております。

年初から右肩上がりでなお割安と言われている日本株ですが、バブル絶頂期と今ではどのくらい違うのでしょうか。

 

日本経済新聞社金融・市場ユニットの記者、篠崎健太氏のポストによると、当時と比べてかなり割安になっているそうです。

 

バブル絶頂との比較

▼1989年12月29日(東証1部)
日経平均 3万8915円87銭
PER 62.38倍
PBR 5.57倍
配当利回り 0.44%
 ↓
▼2024年1月24日(東証プライム)
日経平均 3万6226円48銭
PER 16.06倍
PBR 1.36倍
配当利回り 2.12%

(注)PERと利回りは予想、PBRは実績ベース
(出所)日本経済新聞社

日経平均株価は約2,700円低いものの、PERは62.38倍→16.06倍、PBRは5.57倍→1.36倍ととてつもなく低くなっております。

配当利回りも35年前は0.44%だったのに対し、今は2.12%と大きく上回っておます。

 

 

日経平均株価だけを比較すると、近々の急騰もあり、天井が近いと思われがちですが、指標をみるとそうでもないことがわかります。

もちろん、これだけで判断はできないでしょうし、個別株はそれぞれ違う動きをしますのでわかりませんが、比較という点ではかなりお安く見えますね。

もちろんここから更に上昇すれば指標も上がってくるでしょぅけど、そのぶん利益や資産を積み増ししていくことができれば、更に上も目指せるのではないかと思います。

 

今が買いか売りかの判断に迷ったときは、これをみて判断材料の一つにするのも良いかも知れませんね。