数年前から彼が言い続けていた事ですが、トルコ出身のエコノミスト、エミン・ユルマズ氏の、「2050年日経平均は30万円に」という記事が掲載されておりました。

 

 

 

以前からX(Twitter)などで、日経平均は2025年までに5万円、2030年までに9万円(元は2030年までに5万円)、2040年までに18万円、2050年までには30万円に達するとおっしゃられており、それらの理由も語られております。

 

 

日本はすでに“失われた30年”を脱し、黄金期に突入しており、スタートはアベノミクスが始まった2013年なので、すでに10年が経過。

13年を起点に株価上昇は10年続き、日経平均は2009年3月10日につけた最安値7054円98銭から4倍超に。しかし、これが2050年まであと30年ほど続くので、まだまだ序の口なのだそうです。

 

ではその理由や根拠はなにか。

この記事の中で、2050年までに日経平均株価が30万円に達する理由として、以下の4つが挙げられています。

 

地政学的な追い: 米中新冷戦の影響で、日本は米国の同盟国として重要性を高め、グローバル資本が日本に流入すると予測される。


半導体産業の復権: 台湾有事のリスクを回避するために、米国政府が半導体生産を日本に戻そうとしており、日本は21世紀の原油と言われる半導体の供給国となる可能性が高い。


人口減少のメリット: 日本の人口減少は、労働力不足や社会保障費の増加などの問題を引き起こす一方で、インフレ圧力や賃金上昇の要因となり、経済成長に寄与すると主張される。


40年サイクルの法則: 歴史的に見て、日本の経済は40年の発展期と23年の低迷期を繰り返しており、2013年から始まった黄金期は2050年まで続くと推測される。


また、Bing先生によると、このようにおっしゃられております。

 

エミン・ユルマズ氏によると、2050年までに日経平均株価が30万円に達する可能性は100%だと考えています。

1.日本の金融ハブ化:香港の地位が揺らいでいる現状を受けて、新たなアジアの金融ハブとなりうるのはシンガポールと日本です。日本が金融ハブとなれば、少子高齢化や低成長率に長年悩まされている日本に大きな活気がもたらされるでしょう。

2.日本人の個人資産の投資へのシフト:現状は日本人の個人資産2000兆円のうちわずか11%しか株式投資に回っていませんが、それが30%に上がり、600兆円が日本株に回ってくるだけでも日経平均はかなり上昇するでしょう²。

3.マイルドなインフレの発生:エミン氏は、インフレが始まるずっと前から「日経平均が30万円になる」と予測していました。インフレを考慮すると「日経平均が30万円」というのはべらぼうに高い数字ではありません。

4.日本株の積み立て:13年を起点に株価上昇は10年続き、日経平均は2009年3月10日につけた最安値7054円98銭から4倍超に。エミン・ユルマズ氏によると、2050年までに日経平均株価が30万円に達する可能性は100%だと考えています。


以上の理由から、エミン氏は2050年までに日経平均株価が30万円に達すると予測しています。ただし、これは日本が世界規模の戦争に巻き込まれないこと、富士山の噴火で首都が壊滅するような未曾有の大災害が起こらないことが前提となります。
 

記事は2021年3月と、2022年7月、そして冒頭の記事を参考にしているようです。

 

 

 

実際本当に日経平均が2025年に5万円、2050年に30万円に達するかはわかりませんが、割と納得できる理由も混ざっているのではないかと思います。

私は結構信じていて、今日経平均の投信を組み込んだのも、これに近い理由があります。

当たるか外れるかはその時になってみないと分かりませんが、投資は自己判断でお願いします。