前回の記事では、英検の試験が始まるまでの待ち時間について書きました。
今回は、いよいよ試験当日!
配慮申請で認められた「別室受検」がどんな感じだったのか、実際の様子を書いていきたいと思います。
英検の試験を受けるまでにも、いくつもの関門がある!
フウにとって、英検の試験を解くという本題に入るまでには、いくつもの関門があります。
関門1:その日の朝のテンションがいいこと
関門2:試験会場までの道のりで気持ちを乱さないこと
関門3:試験の説明時間を乗り越えること
…なんなら、前日の夜から穏やかに過ごせるように、心配りが必要です(笑)。
試験のための勉強はもちろん大切。
でも、そこにたどり着くまでにも、乗り越えなければならないことがいろいろあります。💦
試験当日の朝。ゲームで絶好調!
試験当日。
そのときフウがハマっていたゲームがあり、朝から絶好調でプレイしていました。
ここで、もしゲームで嫌なことが起きたら……。
例えば、アイテムを全部失ってしまう「オールロスト」とか!
そうなったら、せっかくのいいテンションが台無しになる可能性もあります。
もう、親としてはドキドキです。
でも、この日は大きく気持ちを乱すこともなく、そのままのテンションで会場へ向かうことができました。
まずは第一関門突破!よかったー!
会場までの道のりにも、いろいろな工夫
今回、会場までは電車と徒歩で向かいました。
ここでの工夫としては…
電車はなるべく空いている車両を選ぶ。
歩くときも、できるだけ人通りの多い場所を避ける。
そして、何かあっても大丈夫なように、時間には余裕を持って出発する。
なんなら、ちょっと寄り道してもいいくらいの余裕を持たせました。
急がなきゃ!
遅れちゃう!
そんな焦りも、気持ちが乱れるきっかけになってしまうことがありますからね。
発達障害のある子を育てて10年以上。
こうした日常の工夫については、わりとクリア率高めで対応できるようになってきた気がします。(もちろん、毎回うまくいくわけではありません。)
ここからはいよいよ未知の世界!
入場開始時間に会場へ到着!
今回、会場には入場開始時間に到着しました。
本当は、待ち時間をできるだけ少なくしたいので、着席時間ぎりぎりに着くくらいが理想。でも、公共交通機関の遅れや、思いもよらないトラブルが起こる可能性もあるので、少し早めに到着することにしました。
そして、これは結果的に正解でした!
配慮申請をした人は「総合受付」へ
事前に届いていた配慮申請の書類は、配慮内容などが書かれた黄色いA4サイズの用紙です。
そこには、当日「総合受付」へ持っていくように書かれていました。
ということで、まずは総合受付へ。
ところが……。
総合受付にはすでに4~5人ほど並んでいる。
(並ぶのか、フウ、待てるかな…)
しかも、受付のスタッフさんが行ったり来たりしていて、ずっとそこにいるわけではない様子。
黄色い紙には、
「(この受検者は)待機列に並ばせないでください。優先的に案内してください。」
という趣旨の記載があったので、まさかここで普通に並ぶとは思っていませんでした。
様子を見ていると、どうやら、顔写真付きの証明書がない方などが、当日そこで受付をしているよう。
書類を書き、写真を撮り、プリントアウトする。
そんな一連の作業があるため、ひとり当たり5分ほどかかっている様子でした。
気づけば、着席時間が迫っている!
入場開始から着席時間までは25分。
ところが、受付で10分以上が経過してしまいました。
そこからトイレに行ったり、あれこれ準備をしたりしていたら、結局、着席時間の数分前に到着することに。
早めに来ておいてよかった!
今思えば、受付でスタッフさんに「優先案内と書いてあるのですが…」と声をかけてもよかったのかもしれません。
ただ、当日のスタッフさんも、慣れない業務を一生懸命こなしている学生さんのアルバイト。フウも近くのベンチに座って待つことができていたので、今回はそのまま待つことにしました。
こういう場面って、なかなか難しいです。
こちらとしては配慮申請をしているので、できればスムーズに案内してもらいたい。
でも、現場のスタッフさんも、きっといろいろな対応に追われている。
合理的配慮は数は少ないから、スタッフさんも良くわかってなくて不慣れなんだと思います。もし、待てない等事情があれば、遠慮なく優先してもらっていいと思いました。
今回は、ひとりで受検できる!
この総合受付で受検する部屋を案内されました。
指定された部屋に行き、扉を見てみると…。
そこには、1つの個人番号が書かれた張り紙がひとつだけ。
「あ、今回、一人での受検なんだ!」
と、初めて一人の環境で受験ができることを知りました。
うちが別室受検を申請した主な理由は、大人数が苦手なことと、多動によって周囲に迷惑をかけてしまう可能性があること。
そのため、数人が同じ部屋で受検する形でも、こちらとしては問題ないと思っていました。
一人で受けることが出来るのは、かなりありがたいことでした。
周りの人を気にせず、自分のペースで試験に臨める。
フウにとっても、私にとっても、安心できる環境だと感じました。
受検監督の先生のひと言に、ホッとした
部屋に入ると、受検監督の方がいらっしゃいました。
ご挨拶をしたあと、
「お部屋の温度は大丈夫ですか?」
と、気にかけて声をかけてくださいました。
このひと言に、私はホッとしました。
別室受検ということで、どんな対応になるのだろうと少し不安もあったのですが、ちゃんと気にかけてもらえている。
それだけでも、気持ちがずいぶん違いました。
ちなみに、英検では受検開始5分前までは保護者の付き添いが可能です。
総合受付で「保護者」のシールをもらい、服に着けて室内に入ることができます。
フウは、小1から不登校になり、支援級を経て、再び不登校になっています。
学校でテストを受けた経験も、人生で一度くらい。
(小学6年生のときに受けた全国テストくらい。)
験という場面でどんな反応になるのか、私にもまったく予想がつきませんでしたので念のため、私は開始5分前まで付き添うことにしました。
さて、ここからいよいよ、ながーい説明時間の始まりです。
試験が始まる前の説明時間を、フウはどう過ごしたのか?
(ぶっちゃけ、「まじか」と思いました。(苦笑))