今日のコナン君は2022年の本作です。

近年の映画ってどんな感じだったんだろうねー。

ていうか最近知ったんだけどコナン映画って毎年ランキング一位を争うほどのものだったんですね(笑)


しかも昨日酷評した【から紅】もその年の一位売り上げだったとか(笑)

ひぇー!!!

ごめんねーボロクソ言って



というわけで今回も中盤までとそれ以降のレビューを分けてかいてみたいと思います。


今現在は捜査一課の刑事が拉致されたところまで話が進んでます。

とりあえずそこまでの感想を書きます。






途中までの感想


結構いい。


これ私の持論で、怒られそうなんですけど、でも映画って5分も観れば大体良いものかどうかわかると思うんです。

この映画も開始数分で良さそうって印象になりましたね。


でそれがなんでわかるかっていうと,すごく難しいんですけど、丁寧な絵作りとか構図とか無理のないストーリー作りとか…


そういう緻密さを感じられると,ああこの映画は結構本気なんだなって分かります。


でこの映画がそこまで緻密かはおいておいて、でも少なくともコナン映画の平均点は超えてくる冒頭だなって思います。

ストーリーと関係ない無意味な戦いとか爆発とかがあると…ああダメかもって思うんですけど本作は割とシリアス路線で無理なく話が進んでいます。


安室さんが結構出てきてますね。

安室さんとその仲間たちがメインな気がします。

で安室さんはとある理由で首輪爆弾付けられてるんだけど、何もできない分コナン君に依頼してるって状況です。


でもさ…冷静にツッコミなんだけど、お前自分のミスで首輪なんてつけられてるのになんでそんなに余裕ぶって偉そうにしてんのかな(笑)って。

ていうかこいつまだ若手らしいじゃないですか?なんでそんな奴がこんなに権力ありそうなツラしてるの?本作で語られた3年前?の事件を見てもこの安室さんがたった数年でそこまでの力を得るのはかなり無理があると思うんですけど…


囚われの犬のくせして妙にカッコつけてる安室さんが気になってしょうがありません(笑)


今回はおっちゃん早々にリタイアしてますねー。

公安とコナン君vs敵のバトルに期待しましょう。


ていうかさ、犯人かもっていう候補者が少なすぎて推理しようがないわ。

どうせこのあとでかいアクションだろー!

頑張れー!!!



では後半に続く。










、、、




はい見終わりました!

では続きの感想です!






感想


かなりいい✨

正しい!



この映画はコナン最高傑作かもしれません。


まぁ我ながら冒頭の数分でやはり見る目があったと思いたい…(笑)いつもなんもしてないただの皮肉屋レビューばかりだけど😅



この映画はコナン映画で最高だと思います。

なのでレビュー今から書きますが長くなったらすみません。



でね、クライマックスシーンでの私の口から漏れた言葉が、


「正しい…」


だったんですよね。


つい言ってしまった言葉だったのですが

何が正しいのかって考えてみると、



非常に王道の感動劇をやってくれたなって感じがします。

ちょっと前にね、アルマゲドンのレビュー書いたんですけど、あの映画って無茶苦茶ツッコミどころばっかりなんですけど、でも決めシーンは王道に決めてくれるんですよ。

であまりにもどストレートに王道来られるとやっぱりグッとくるものがありますよね。


その感覚に似てると思いました。


なので来て欲しいところで来て欲しいものをまっすぐ投げ込まれた感じがして、やられましたね。


これまでのコナン映画ってあんまり突っついて欲しいところを来てくれなかったので,予想外でしたが本作は非常に正しい球の投げ方をしてくれたなと思います。


何から書こうかなぁ。




まずは犯人とか事件について書きます。


今回の犯人とか事件のスケールが非常に映画向きでしたよね。

これまでのコナン映画ってスケールデカそうなアクションはあっても、そのコアの部分の事件ってめちゃくちゃスケールが小さいんです。個人レベルの私怨が多くて,それに爆発をつけてデカそうな作品にしてるだけって印象でしたが、


本作は敵は1人であるものの,そもそも対象にしているターゲットの的がデカイのでコナン君たちが全力をかけて渋谷の街を守ろうとする説得力が増します。


敵がサイコってのがやっぱりいいですよ。

多分ね,アクションに対してのキャラの魅力がこれまでの映画では足りなかったので,これくらいぶっ飛んだ身体能力やぶっ飛んだ行動する人の方がむしろずいぶん説得力あるってもんです。


どうやって1人で渋谷にこんなに爆弾液用意したの?とか、いや液体爆弾じゃない方がええやん(笑)とか、そもそもなんで個人レベルでこんなの用意できるの?とか、ここまでする目的は何?とか

考えたらキリがないほどのツッコミポイントなんですけど、それを凌駕するほどのキャラの強さ。


これでいいんですよーコナン映画って。

どうせ無茶なことするのにキャラに妙にリアリティ持たせようとするからチグハグになるわけで、映画版の敵なんてこのくらいぶっ飛んでる方が逆に説得力上がります。


サイコのほうがシンプルでスッキリしてて見やすいんですよ。サイコが行う犯行に次々と振り回されるコナンの方がまだ危機感感じられて好きです。

【時計仕掛けの摩天楼】みたいな感じ。



あとはね、中盤カボチャマスクした集団が警部を囲むんですけど、ああいうのも映画的でいい。

地下で佇む謎の組織って感じの演出も非常に映画的で絵になっている。


これが映画ってもんですよ。

なんかコナン映画ってアクション以外はスケール小さいっていうか通常アニメと変わらない感じがするんですけど、こういう絵的に非日常を演出してくれるから映画の意味があるんです。


私個人の嗜好としては、ああやってハロウィンマスクしたやつらが不気味にワラワラ現れて、「TRICK or TREAT」と不気味な呪文のように、死神のように次から次へと現れて不穏なBGMがあるくらい演出してくれる方がいいですね。

ちょっと軽くトラウマになるようなクセになるような演出が欲しいんですよね。


こう…なんていうのかなぁ。「映画踊る大捜査線1」のキョンキョンが街中で襲ってきたみたいな感覚。

不気味なBGMと静寂と急にお菓子ぶん投げるシーン挟んだりとか、間をうまく使って欲しいんですよね。


例えば,



現場で高木警部を見張ってる警部たち。


どこだ…どこから敵はくるんだ?

ん?ハロウィンマスク?確かにそろそろハロウィンだしな。

え!数多くね!?不気味なBGM(聖歌とかでも)

え!え!え!やばいやばい…

(静寂)

お菓子ばら撒く、子供達が集まる

なーんだハロウィンかぁ

「高木刑事が!」

「高木刑事を見失いました!」

くっそぅー近づけない!!

追いかけろ!!



的な感じ(笑)?

こういう一つ一つの盛り上がりそうなシーンを大切に演出して欲しいなってコナン映画では特に思います。まぁあんまり怖すぎるとトラウマだけどさ。

でももう少し緊迫感ある演出が欲しいんだよねぇ。全体的に。推理だけじゃなくて映画的に盛り上がるサスペンス描写に力を入れて欲しいんですよ。




さて次の王道ポイントにいきます。


コナン君の活躍。

実に主人公らしい活躍でしたよ。

なんでロシア語理解してるのかさっぱりわかりませんけど(笑)、コナン君だけが気付けたポイントがたくさんあって公安の安室さんからも秘密ミッションがあって、高木刑事拉致も1人だけ気がつくことができて、犯人を追ってる別組織とも独自のコネクションを築き、別組織のボスもハグという手段で懐柔させ、最後はみんなの力で事件を解決するという。


コナン映画の主人公だからできることを全てやってのけました。

もちろん相変わらず無茶ポイントばっかりですけどね(笑)でもいいんですよ。映画としてやることやってくれるなら細かいことは言いっこなし!

 


で私は別に安室さん好きじゃないんでどうでもいいんですけど、でも安室さんファンにも納得できる活躍の多さ、その活躍がストーリーの邪魔にならない程度だったりと、良い匙加減だったと思います。

これ以上安室さんの無意味な活躍が長かったら評価低かったかもしれません。

ストーリー進行を阻害するほどの無意味な登場は見てて白けるので。



あとはコナン映画では珍しくキスシーンがあります。

いやー切ったねー。ついにこのカードを切ったねー。

やっぱりキスってベタだけど盛り上がりますよ。

ついにキスシーンで丸く収めるっていうシーンを入れてきたなぁ。ラブロマンス担当をあの2人に任せて映画の締めとして良いものを演出してくれました。



そして最後の王道ポイントは。

全員協力で爆発を止めるですよ。


やっぱこれなんだよアニメ映画の王道って。

【逆襲のシャア】じゃないけど、敵味方も地球を守るために頑張るって感じ?

利害を超えたところでみんなが結ばれて繋がる感じはベタだけどグッとくるものがありますよね。

私てっきり渋谷の一般人たちが助けてくれるのかと思ったけど流石にそれはなかったな(笑)


ていうかあの組織のやつらが頑張る程度じゃ全然足りない気もするけど(笑)


でも怪我してる高木刑事とか子供達とか、コナンが懐柔させて協力してもらう件とか、まんま「もののけ姫」のラストだなって思ったけど(笑)

でもいいんだよ。みんなで協力して爆発を食い止めたのは流石でした。

みんなで協力するぞー!からのあのBGM「うつむーくー♪」最高の演出ですね!

もうあれだけで80点以上は硬い(笑)


どう考えてもあれだけの量の液体を設置してその液体同士がぶつかって起爆するという計画は無茶ありすぎるけどな(笑)



最後のエンドロール後のオチも良かったです。

高木警部がお亡くなりになったと思いきや葬式の警護訓練とかいう無理なオチも馬鹿馬鹿しくて良かったです。

すいません今更だけど高木警部なのか刑事なのか全くわからなくて混同してます。ま、いいよね。




ツッコミどころばかりだけど、シメを王道でちゃんと通してくれたから映画として正しいものを見られたって感じがしましたね。


あとは作画とか細かい町並みや人の往来とかが良くて,やっぱりそういうところで本気度がわかるんだよなぁって再確認しました。

いい作画ってそれだけで作品の質が本当に上がりますよね。




欲を言えばね、おっちゃんとかもう少し活躍して欲しかったなぁ。

あとは目暮警部とか阿笠博士とかね。

前みた「探偵たちの鎮魂歌」みたいに体と命をはるシーン入れて欲しかったなぁ。

大人たちが子供たちを守るために命を張る姿はやっぱり純粋にかっこいいですよ。


あと綱引きはなんだかんだで安室さんとか公安もその場にいた秘密警察もなんでもいいから,出てきてみんなで頑張って欲しかった。

その方が泥臭くてカッコいいよ。普段裏で仕事してる奴らが、こりゃもう見てられん!助けなきゃって泥まみれで頑張ってくれる姿は普通に鬼カッコいいと思います。

最後にコナン君に託して解決したら,いつの間にか公安達はいなくなってたって方が良かったかな。


せっかくなら安室さんに「公安はダテじゃない」

とか【逆襲のシャア】の名セリフをオマージュして欲しかったくらいだぜ(笑)



でもね,全体的に仲間がごちゃごちゃしてなくて赤井さんとか服部とか他の有能警部とかも全部邪魔しないでコナン君の活躍に絞ってくれたのはとても良かったですよ。



私の中では多分今のところコナン映画の最高傑作です。

正直みる前からタイトルの【ハロウィンの花嫁】って聞いてめちゃくちゃつまらなさそうって思ってたんですけどね(笑)







コナン映画の犯人はサイコの方がいい!

アクションも何もかもぶっ飛びに徹しちゃいな!

そしてみんなで命をかけろ!

最後はコナンに託せ!


ついでにみんなを助けたコナンは生死をさまよえ!

そして蘭の人工呼吸で復活しろ!!!



めちゃくちゃ言いましたが(笑)30周年の映画はこれでいきましょう!!!






これ毎度思うんですけどコナン映画のタイトルをYahoo!とかで検索するとすぐに

「ハロウィンの花嫁 ひどい」

って毎度全部「ひどい」が出てくるんですよね(笑)でYahoo!知恵袋の検索結果がすぐに上位に上がってきて、「自分は面白いと思うんですけど…」みたいなやつばっかり…


この映画見終わった後のルーティンはコナン映画で100%こなしてますね✌️