最近エイリアンシリーズ見てたからね、プレデターも見てみました。
子供の頃テレビでやっててその不思議な世界観が脳裏に焼き付いてました。
昔はあのサーモグラフィーの視点とか全然意味わからなかったなぁ。
あとね、後にエイリアンとプレデターが戦うみたいに、やっぱりエイリアンとプレデターはハリウッドの二大モンスターなんだなって印象があります✨
感想
途中までは良かった
まずエイリアンと比べて思うのは、随分とB級感がすごいなってこと。
終始ジャングルで低予算な感じするし、肝心のプレデターが完全な特撮の着ぐるみだったのはちょっと緊張感に欠ける要因だったのかなって。
もちろんプレデターが着ぐるみだなんてなんとなく知ってたけど、改めて見ると明らかに人!
人感がすごいんですよ(笑)
宇宙人ってよりも随分人間臭くて、頭に声を上げる様子とか、足場が悪い岩場でヨタヨタ歩いてる姿とか、なんかいちいち人間臭くてとても敵として脅威を感じる存在ではありません。
せいぜい人間よりちょっと強い存在が人間より進んだ武器を使っているだけって感じで、
人間でも数人いれば割と倒せそうな感じしてるのがなんか雑魚っぽくて脅威を感じられない理由でした。
良かった点といえば、
脚本は良くなかったけど演出や演者は頑張っていたってこと。
割とサスペンスの基本の演出を抑えていて、音楽とかビックリさせる映像的仕掛けがてんこ盛りでした。油断させといてからのビックリ!
こういうサスペンスの演出の基礎力がすごく高くてしっかりしているのが好印象でした。
あとは演者たち。各キャラに個性がしっかりあってみていて引き込まれるものがあります。ひげ剃りばっかり手にしてたり先住民っぽい感じのキャラがいたり、多くを語らずとも演出でしっかりキャラを立たせているのがすごくすごくうまいなって思いました。
そしてなんといってもシュワちゃん。
シュワちゃんって演技上手いんだなって感心しました。コメディとかドラマ系では演技が硬いイメージでしたがアクションにおける目の使い方や立ち振る舞いがいちいちかっこよくて、一枚絵として見た時に画面が引き締まる感じがあってこれぞスターなんだなって再確認しました。
逆にいえばこの映画はシュワちゃんがいなかったらだいぶ着ぐるみ映画として退屈だったような気がしまさか。
そのくらいシュワちゃんの魅力に溢れた映画でしたね。
でも物語が進むにつれ、プレデターの脅威がどんどん薄れて緊張感なさすぎてだれましたね。
でも演者と演出は良かったです。
脚本があれでした!