こちらの続きです。
保健師さんとのお話は主に義母の今後のことについてでした。
精神疾患患者で入院歴がある人は、退院後1ヶ月以内に再受診すると再入院の率が格段に減るそうです。
気持ちの波が1ヶ月スパンで上がり下がりするのでしょうか。
個人差はあると思いますが、たしかに義母も退院後の落ち着いた状態から下がり始めるのは大体1ヶ月後くらいな気がします。
そこで、病院と保健師さんからの提案で1ヶ月は自宅で過ごし、その後休養のために入院をする期間を設けてみてはどうかと言われました。
これは、気持ちの上がり下がりの変化を繰り返し続けて、その間に病院、服薬、訪看、ヘルパー、保健師訪問を徐々に拒否してしまう傾向がある義母にとって、完全に調子が悪くなった時に入院をするとどうしても長期の入院になってしまい、退院したいが為に義母の気持ちも不安定になることから、まだ気持ちの波が浅いうちになるべく気持ちの波の安定を目指すためのひとつの対策だと思います。
どんなに頑張って気持ちを安定させようとしても、精神疾患がある人にとってはその頑張りが不調の原因になるからです。
義母はこの休養入院のことをよく思っていません。なぜなら自分が調子が悪くなるなんて思っていないからです。
だから、調子が悪くなったら入院するからと何度も言ってきます。
ですが、義母も自覚しているくらい不調になった時に入院拒否をされたことは1度や2度ではありません。
SOSは出しますが、入院をするのは嫌なのです。
だから悪くなる前に入院しましょうという提案なのですが………
今までも、義母の意見ばかり尊重するわけにも行かず、半ば強引に入院を決めると「あの時に無理矢理入院させられた!!!」と、こちらが責められます。
すみません。少し言葉が汚くなりますが、
だったらきちんと自立して欲しい。
自分の生活の面倒は自分でみてほしい。
自分で判断出来ないからこちらが判断するしかないのに。
放っておいても文句を言うくせに。
と、心の中で叫びます。
本人に面と向かって言ってはいけない言葉なのは分かっていますが、義母の気持ちや行動を優先ばかりしていたら本当にこちらが壊れてしまいます。
というか、自分で自分をコントロール出来ないから病気だと診断されているのでは??と疑問にすら思います。
ですが、これが統合失調症。
サポートしていくしか私たちには出来ないのです。