拘りの間借り店から常設店へ・・・
故佐藤氏の「蕎麦切り 佐藤」の跡に「2025年4月12日」OPENした「手打蕎麦 山真」
実は亡くなった「佐藤氏」とは、たまに飲んでは愚痴を語る仲だった
そこへ他で間借りで営業を続けて来た「山真」が満を持して常設店舗としてのOpen
佐藤氏が店を始める前もこの場所は蕎麦屋で脈々としたモノが受け継がれているように感じられる
伺ったのはOpenの翌日、開店20分前到着で最前列に並ぶ
時間通りの営業開始・・・
以前お見かけしたご主人の他に男性1名女性1名のスタッフ
店内の様子は以前と変わらず4人掛けテーブル席5卓と相席用の大テーブル1卓
独りなので中央の大テーブルへ座りMENUを拝見・・・
内容は間借り営業のときより少し増やされているようだ
肌寒い春の日で温蕎麦を欲するが初志貫徹で「蕎麦くらべ@1,300」をオーダー
メニューに拠ると「今週の蕎麦、店主の気まぐれ蕎麦」の2種盛りとある
おしぼり、お冷やと一緒に蕎麦湯が小さな猪口で提供されるのは以前と同じスタイル
提供まで20分ほど
運ばれた蕎麦は「きたわせ」と「キタミツキ」
かなり細めの手打ちで技術的なに感心しきり
徳利のツユを猪口へ注ぎ入れ、いただきます・・・
ひと口啜って麺線に見合った茹で時間で有る事に再三再度関心
ご主人の打った蕎麦を頂くのは3度目ですが、ブレない仕上がりに感動すら覚える
ツユの節感も強すぎず弱すぎず、この蕎麦の仕上がりにピタリと寄り添う
蕎麦湯は釜湯で粉溶きほどの粘度はないが注ぎ入れるとフワリと香りが立ち、このツユにはこの蕎麦湯が一番と計算尽くしの糸に絡み取られた感覚に陥る
昨年の春先に伺った際には「新蕎麦」と「新米」を同時に頂くと云う、究極サプライズなど素材にとことん拘る店主なので、この先何が飛び出るか楽しみでもある
定期的に立ち寄りますので今後とも宜しくですw
ごちそうさまでした。