Sugar Melt 7 | 青のパラレルワールド物語

青のパラレルワールド物語

青さんが登場する空想小説を書きます。ご本人様とは一切関係ありません。
腐話もありますので苦手な方はご注意ください。

なんか、不調で何もできず、お話進みませんでした。

コメントのお返事さっき送りました。

遅くなってすみません・・

 

 

 

 

俺の心臓が急に早くなった。

彼も、潤と同じように

なにやら囁く。

するとそれを聞いた潤が、

俺にウインクを返してきた。

 

「なんだよ・・あいつ」

 

潤は俺の前に戻ると、

空になったグラスを下げながら、

ニコニコとしながら囁いた。

 

「あの方も3年前に転勤されて、

しばらくいらしてなかったのですが、

1月ほど前から

またきていただけるようになったのですよ。

翔さんと同じですね。」

「ふ~ん、そう・・

サラリーマンに

転勤はつきものだからな。」

 

内心の動揺を隠そうと

俺は無関心を装った。

同じ時期3年間のブランクを経て

東京に戻ったことも、

俺の降りる駅で見かけたことも

偶然なのか?

俺と彼は赤い糸で

結ばれているのか・・

柄にもなく女子のような

妄想が浮かんだ後、

はっと我に返り

頭をブンブンとふる。

 

「どうしました?」

 

後ろから声が聞こえた。

振り向くと彼が立っている。

 

「翔さん、

こちらが以前お話した方です]

「こんばんは。」

 

潤に紹介された彼が

小さく微笑んだ

 

やはりこの顔、

ドストライク。

穏やかで優しい声。

この雰囲気・・

この人は、

ベッドの中で

どんな反応をするのだろうか・・

知りたい・・・

俺の腕の中で

泣かせたい・・

声が枯れるほど・・・

 

頭の中で

急速に妄想が膨らんでいく。

こんなことは初めてだ。

 

「初めまして。

さく・・」

「名前は・・・。」

 

勢い込んで名乗ろうとする俺を

小さく首を振って制し、

彼は甘い声で

俺に話しかける。

 

「翔・・さ・・ん・・

ごちそう・・・

していただけますか?」

「ええ、喜んで。

潤、この方にお勧めはある?」

 

俺を見る濡れた瞳。

薄く開いた唇・・

やられたと思ったが、

ここで負けられない。

俺は、どうぞと

隣の席を薦めると潤に目配せした。

おまえ、当然彼の好みを

知っているよなと。

 

「智さん、

例のでよろしいでしょうか?」

 

潤は、勝手知った顔で彼に聞く。

彼は、ふふふと微笑みながら頷いた。

さとしって名前か・・

さとし・・・

 

何度も口の中で繰り返す・・

彼の濡れた唇に

釘付けになっていることを

俺は気づいていなかった。

 

ポーカーフェイスでシェイカーを振り、

俺たちの前にグラスを置くと、

潤は、そっと離れていった。