壊れたパソコンは直せないので、今日新しいのを買おうかと思います。
(仕方ないですよね、
以前のものは息子がアキバで買った中古パソコンを
カスタマイズしたものだったので、今回は新品にします。)
で、しばらく、スマホで書こうかと、
うまく書けないので間違いがさらに多くなると思いますが、御了承願います。
「やっぱり、翔さんの目は、確かだな。」
濃い顔のイケメンが、
鏡に写った顔をまじまじと見つめる。
誰これ?
いや、俺だよ。
イケメンに連れられて、
自分じゃ絶対に
足を踏み入れないだろう場所のビルに。
洒落た店内は、
美容院?、はぁ、カットサロンとも違う?。
とにかく椅子に座らせられたのが、
1時間前。
そして、
なにやらされた結果の完成品が、
これ。
一昨日、社長に紹介されたお店に行って
イケメンが、選んだス-ツ、
なんだこりゃと思ったけど、
鏡の中の俺らしきやつなら、
似合うかも・・と思える。
「じゃ着替えて行こう。」
「どこへ?」
間抜けた返事をしてから、気がつく。
表彰式会場だよ。
こんな格好で行くところはほかにない。
ひつじに脅かされなければ、
行かなかった場所だ。
イケメンの車は、同じようにいけてた。
流石!
今まで気にもしてなかったけど、
ひつじは、どんな車に乗ってる?
案外ルパンの乗ってるような
派手なオープンカーの外車だったりして・・
ははは・・
「大野さん、何を笑ってるのさ?」
「なんでもない・・あ、ここ・・。」
ひとりで笑っていたら、
変な顔された・って、ここは?
車を止めたその先には10メートルはあるかもって
サイズの鉄骨の骨組み。
そうか、
野外ステージが組まれた裏手なんだ。
大きいし、裏って雑なんだ。
華やかなステージとは全然違う。
びっくりして見上げた俺に
奥からさささっと
おそろいの桜色の服のかわいい子が6人出てきた。
そして、一人がすっと前に出てくると、
残りの5人にてきぱきと支持を出し始めた。
「リリウム、駐車誘導して」
「はい。車の誘導をします。nao/s後ろ見て。」
「OK、、ぴぴぴ~ 、バックオーライ」
イケメンが指示通り、
指定された場所に車を止めると、次の子が呼ばれる。
「あいゆい控室に案内を」
「はい。お客様を案内します。ayamayu、お荷物を持って」
「はい、お客様、おかばんをください。」
俺とイケメンのカバンを持ってくれる。
いや、持ってもらうほど大きくはないけど・・
鉄骨の下にはテントが張ってあり、
その中のひとつに案内される。
次の子がまた呼ばれる。
「くろねこヤマト、お茶を入れて」
「了解です。reiton1316、お菓子は?」
「あ、忘れてた。
はい、どうぞ」
皆に指示していたリーダーらしき子が
自分の役目を忘れて頭を掻いている。
テントの中にはテーブルと椅子がちゃんとあり、
俺とイケメンが座るとすぐに紅茶とクッキーがおかれた。
「あ、ありがとう」
「ありがとう」
俺たちが礼を言うと
6人はきちんと並んで一斉に頭を下げた。
「フラワーガーデンにようこそ」
そして、現れた時と同じに、さささっと並んで去っていった。
俺とイケメンは一連の出来事がよく理解できないまま、
淹れてもらった紅茶を口にして叫んだ。
「美味しい」
「うまい」
それは、今まで飲んだことのない味だった。