5/27(月)ヨガのレッスン中に知らない番号からの着信が2回。

メッセージのない知らない携帯番号への折り返しは基本しませんが😅

市内局番の固定電話番号だったので折り返すと、

「庭にママ猫と子猫がいてどうしたら良いか分からず・・・。

いつもお世話になっている国分整骨院の院長先生からこちらの番号をご紹介頂いた」と。


基本的にTNRや保護のご相談は、まずは市役所にご連絡頂き、その地域管轄の団体さんをご紹介頂くようご案内する事が多いのですが、友人の紹介であること、今日は時間的に余裕があるので、夕方M現場のリリース後、現地確認の為お寄りすることに。

 

M現場で茶トラくんをリリースした後の捕獲機を整えさせて頂き、16:00過ぎに依頼者様宅到着🏠

2階が玄関でその奥に高い塀に囲まれた中庭があり、草刈りをしようと思ったら茂みの中に猫がいたと。

地域猫活動や市川市の助成金制度等についてお伝えし、

「野良猫を増やさない為にはTNRは必須です。

が、あくまで人間の都合で去勢手術という人工的な行為を行うので、手術後のお世話(ご飯とお水の提供、トイレの設置等)をして下さることを前提にお手伝いをしています。」

とお伝えしました。


奥様は動物は嫌いではないがアレルギーがあるとの事、又ご家族は猫が苦手なので、お世話をするのは難しいと😓

近隣にお世話をしている方の心当たりがないかお聞きし、そちらのお宅に該当猫の画像を持って聞き込みに伺うも「この猫は見た事ない」と😥

 

雨も降って来たので依頼者様宅に戻り、とりあえず猫たちの確認🐈🐱

「私はご飯等あげていないし、庭にはドクダミしか生えていないけど、猫ってドクダミで生きていけるの?

子猫を咥えて入って来るには塀が高過ぎるでしょ?ここで出産したのかしら?

子猫が1匹と言うのもね、他の子猫は育たず母猫が食べてしまったのかしら?」と聞かれ、

「ママは痩せてはいますが、子猫共に状態が悪くないので、絶対に近隣でご飯をあげている方がいるはずです。

その方とコンタクトが取れればいいのだけれど・・・。」とお答えしました。

 

いずれにしてもお腹は減っていると思うので、捕獲機を仕掛ければ必ず獲れると思い、まずは1台設置。

依頼者さんとウッドデッキにて息を呑んで待機すること10分弱…⏰

そ〜っと様子を見に行くと…。


なんと‼️ママ猫が捕獲機の中でムシャムシャ釣り餌をガッツいているではありませんかっ🤣

中庭はドクダミが生い茂り、依頼者さんが刈っては下さったのですが、下草がふかふかしていて、

捕獲機の扉が閉まらなかったようです😅

小さな子猫は捕獲機の手前で待機しています。


「まぁ今日は慣らしと言うことで(苦笑)

ここに美味しいご飯があると知って貰えたので、捕獲は次回決行しましょう」

と話していると、カシャッと扉の閉まる音🗯️

ママ猫が動き、扉が無事閉まったようです👍

暴れるママ猫の入った捕獲機を急いで撤収💨

ママが捕まるところを間近で見ていた子猫を捕獲機で獲るのは難しく😓

既に17:20分を過ぎ、病院への搬入は18:00迄と時間がない💦

雨は強くなってきたし、子猫だけ獲り残す訳にはいかず・・・🌀

あぁ〜念の為、革手も持ってくるんだったなと後悔しつつ、噛まれることを覚悟で素手で決行🔥👊🔥

中々の抵抗でしたが🩸無事子猫もゲット㊗️


帰り際、依頼者さんから「近所にお世話をしてくれるかもしれない方がいる」とのことで、一緒にその方のお宅へ。

時間がなかったので、経緯をざっと説明し、詳細は後程改めてお伺いしますと伝え、

アップル動物病院さんに18:00迄に搬入🚙💨




お世話をして下さる方の見通しが立ったので、ママ猫は不妊手術後リリース。

子猫は我が家で保護し、ずっとのご家族に繋ぎますが、単身赴任の夫が戻り、我が家の保護猫一時隔離スペースが無くなってしまった為、検疫期間の1週間、入院させて頂くことに🙏

 

夜になって中村先生から着信が。

翌日折り返すと「ママ猫の両前足の肉球が裂けており、縫合手術を行なったので抜糸迄保護が必要。

外傷なのか?病気からくるものかの判断は難しい」とのことで、6/5(水)迄入院となりました。

 

5/28(火)市川市役所自然環境部に電話☎️

KO地区に地域猫活動の登録団体がないか確認したところやはり無いそうで・・・💧

まだまだ未手術猫がいるようであれば、地域住民の方が主体となった活動に展開していけると良いなと思います💡

 

5/29(水)ママ猫キムキムちゃんのお見舞い



裂けていた肉球の画像を見せて頂き、よくこの足であの高い塀を上り下りし、子育てをしていたな

と思うと・・・泣けてきます😭

母子共に保護してあげた方が良いのか?

ただキムキムちゃんは病院でケージの扉を開けようとすると逃げようと飛び出そうとしてくる中々の野生児であると・・・💦

保護猫ルームのキャパ的にも自分の一時的な感情で皆が犠牲になることのないように・・・🌀

 

6/2(日)15:30〜 子猫のお迎え


生後1ヶ月位の女の子 体重580g

ママ猫のウィルス検査はFeLV(猫白血病)HIV(猫エイズ)共に陰性なので大丈夫かと🙆‍♀️

お腹がちょっと緩めではありますが、健康状態は良好👍

呼び名は5/27に保護したのでニナちゃんにしました。

入院中に大分人慣れが進んだと😊🙌

今後、家猫ケアを進めながら、ずっとのご家族を募集します。



ママ猫キムキムちゃんの傷の状態も良くなって来ていると😌💓


6/5(水)15:30 ママ猫キムキムちゃんお迎え


先生からは「肉球の傷、完治はしていない為、まだ抜糸していませんが、野良ちゃんなので、あまり入院が長引くのもストレスになるので、自然に抜けるようにしてあります。」とのこと。

 

まずは依頼者さん宅へ🚙💨

一緒にお世話をして下さるという方のお宅にご挨拶に。

改めて地域猫活動についてのご説明とキムキムちゃんの傷のことをお伝えすると

「自分の年齢的に責任の伴うことはお引き受けできない」と😓

確かに・・・無理強いはできません。

安易に引き受け放棄されるより、よく考えてお断り頂けて良かった。

とはいえ・・・さてどうする???

前回、聞き込みさせて頂いたお宅なら引き受けて貰えるかも?とのことでお伺いしたところ、奥様が出て来て下さり

「うちの庭で面倒を見るのは全然問題ない🙆‍♀️

ただずっと庭にいてくれればいいけど外に出ちゃうでしょ?

近隣には猫嫌いの方も多く、水を掛けられたり、洗剤を撒かれたりするので、ここで放すのは可哀想。

従業員に夫婦で保護猫活動やっている人がいるから保護して貰えないか確認するので、キャリー毎お預かりできますか?」とのことで一旦お預け🧳

保護して貰えればありがたい🙏が・・・。

保護活動をしている身として丸投げするのも気が引ける😥

やっぱり我が家で保護するべきか悩みつつ帰宅🌀

もし保護して貰えるとなったらウィルス検査の結果が必要と思い、奥様にショートメールを送ると・・・📩

ミラクルが起こりました💫💫💫



なんと❣️家猫として迎い入れて下さるとの返信が😭💓

ご主人様が猫好きで、今までもあちこちで猫を拾っては飼ってきて下さったとのこと🙏

動物思いの温かなご家族との出会い、お導きに感謝しかありません💫🙏💫

キムキムちゃんは「あずきちゃん」というお名前を頂きました。

(先住ちゃん5匹の中に「きなこちゃん」と「おはぎちゃん」がいるそうです)

 

この地域、以前アパートで猫のお世話をされていた方がいて、そのアパートが解体され20匹位の猫達が路頭に迷っていたそうで、あずきちゃんはその中の子かも知れないと。

他にも未手術の猫がいるようであればTNRしましょうとお伝えしました。

 

 既に春生まれの子猫の授乳期が終わり、次の妊娠期間に入っている雌猫も増えてきているようです😓

猫が苦手な方も好きな方も、そして猫達自身の身体の為にも、今後もできる限り早めのTNRを推進して参ります❤️‍🔥✊❤️‍🔥