カシンです。これは、アタシ(50代・男)が、思っていることを書くブログです。
前回 は、ブラウザ版アメブロの変更を題材に、一般人と専門家との意思疎通の大切さについて書きました。今回も意思疎通の話の続きです。
十数年前まで (50代のアタシからすると、ついこの間まで)。電子機器やソフトウェアには、詳細な取扱説明書が付いてるのが当たり前でした。
しかし、ほとんどの人は説明書を読みません。多くの人は、説明書は大して役に立たないと思ってました。一部には、説明書は箱と一緒に捨ててしまう人もいました。
ただ、一部には隅から隅まで説明書を読むのが好きな人もいて。機器やソフトウェア使用時に不具合があると、そういう人が頼りにされました (アタシです)。
事態を決定的に変えたのが、アップル社です。iPadを世に出すにあたって、最初から詳細な説明書を省き、うちの製品は説明書不要、誰にでも使える、と宣伝しました。多くの人がアップルの、能書きのない真っ白な箱に魅了されました。
というのが、アタシの見立てです。
実際、それまでIT系が苦手だった多くの人がアップル製品を使いこなしていったわけですが。
つづく
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お読みいただきありがとうございました。