こんばんは!
前回の続きで、柴又帝釈天に来ました。
人でいっぱいかと思ったのですが、ぜんぜんすいてます。
二天門
柴又帝釈天の正式名称は、経栄山題経寺(きょうえいざんだいきょうじ)という日蓮宗のお寺です。
寛永6(1629)年、開基の日栄上人が柴又に寄った際に、立派な枝を持つ松と、その下に霊泉が湧いているのを見つけ庵を設けたのが始まりといわれています。
映画で出てくるのと全く同じですね。
帝釈堂
日蓮大聖人が、生きとし生けるものの病を無くすために願いをかけて刻まれた、といわれる「坂本尊」を祀る。
帝釈堂の前にある大きな松は、瑞龍松(ずいりゅうまつ)と言う日栄上人が心を奪われた松です。
瑞龍松の枝は3方に長く伸びています。
帝釈堂の次は、大客殿の彫刻ギャラリーへ行きました。
昭和4年に完成した木造建築で、材木は全て良質な檜で作られています。
大客殿の外壁に、数々の彫刻が並んでいます。
法師守護の図
「法華経」を受持(じゅじ)・読(どく)・誦(じゅ)・解説(げせつ)・書写(しょしゃ)することを法師の五種の修行といいます。
まず経を保つことを誓い、読み、あるいは誦して、解き明かし、経文を書写して法華経を広めます。修行する法師を天人も阿修羅も協力して守護するのです。
この彫刻が、大正11(1922)年に出来たことに始まり、名人彫刻師の集まりにより、昭和9年に全ての彫刻が完成しました。
ではでは!