日程:2024年1月26日
場所:アサヒグループ大山崎山荘美術館
展示:藤田嗣治 心の旅路をたどる—手紙と手しごとを手がかかりに
先日の【景観が美しい美術館】の記事にてご紹介した
アサヒグループ大山崎山荘美術館へ行ってきました!!
本当は昨日行くつもりだったのですが、
体調悪い&極寒&京都積雪
のため断念。
本日に改めて行ってきました~。
■アクセス
JR大阪駅から快速で1本。乗り換えなし&約25分の最寄り・JR山崎駅から徒歩10分。
直行バスも出ていますが、そんなに本数がなかったです。。
タイミングが合えば乗ってもいいかもしれないですね。
あと美術館まで結構上り坂道なのでそれがしんどい方もおすすめかも?
道中はこんな感じ↓
JR山崎駅から出てすぐ左へ。線路沿いを歩いて踏切を渡ります。
踏切を渡って直進の並木道。
1月なので写真は寂しい印象ですが、梅・桜の季節や紅葉の時期は楽しみかも。
緩やかな上り坂です。
並木道の左手にはいろんな植物が。
こういう楽しみもあるので徒歩で向かうのがおすすめです。
途中で美術館までの案内看板が出てきますので右へ曲がります。
先ほどよりは少しきつめの左寄りのカーブの上り坂を上ると、トンネルが出現。
トンネルをくぐって、更に道のりに進むと山荘の入り口に到着。
本館到着!
■入館料
企画展 ¥1,300
※企画展ごとに料金変動アリ。
※クレジット決済・paypay(バーコード決済)・現金支払いOK
※中高生・小人・団体とでそれぞれ料金異なるのでお気を付けください。
■内装
山荘の美術館ということで、かなりレトロでドキドキ…。
古い振り子時計が静かに こっ…こっ…こっ…こっ… って鳴るのがいい音色。
低い天井に、皮のソファや、ステンドグラスの窓、安藤忠雄さん設計のコンクリート建築と、
なんだか旧華族のお家へ迷い込んだみたいな世界観で素敵。
※コインロッカーとお手洗いは館外。本館に到着する前に別途設置されてて、案内も出ています。
※山荘というだけあって、若干スマホの電波が入りにくいです。auの電波が一瞬3Gになっちゃったりしたのでバーコード決済される方はちょっと気にしておいた方がいいかもです。
今回の藤田嗣治の作品展、もちろん絵画も数点ありましたが、
〈手紙と手しごとを手がかかりに〉とあるように、
展示作品は藤田が、友人や妻(バツ4で生涯に5人の妻がいた)へ宛てた手紙やポストカード、
コミカルタッチなイラスト、イラストを描いたお皿など、絵画だけではない様々な藤田の作品が見られ、
彼の人生や人となりが分かる展示会だったと思います。
昨年9月末に訪れた軽井沢安東美術館での藤田嗣治の作品展示とはまた違った展示内容でした。
(詳しくはこちらで別途記事にしてます)
個人的に、病気で手術をする友人へ宛てたイラスト付きの手紙が
漫画みたいで面白かったなー。
一瞬ふざけてるんかと思ったwww
有名&印象的なのは
『私が日本を捨てたのではない、日本が私を捨てたのだ。』
という五人目の妻・君代に言った彼の言葉。
個人的に、藤田嗣治という男は
慈悲深く愛に溢れ、
少年のように夢中になって作品を描く人で、
聡明且つスマート、
さらにはお洒落で、
色っぽい男性だったんじゃないかなーと思います。
総じてモテ男。
今回の作品展およびアサヒグループ大山崎山荘美術館の館内はすべて写真撮影禁止だったため、
作品の写真をアップできないのですが、こちらの冊子だけでもかなり充実!!
読むだけでも結構楽しい。
藤田嗣治の作品展と併せて、常設の所蔵作品も見られます。
モネの「睡蓮」や、ルノワールの「ココの肖像」、モディリアーニの「少女の肖像」、ピカソの「肘をつく女」も
ゆっくりじっくり見られて幸せでした。
最期にカフェへ。
カフェの中にも藤田の作品が展示されてて、珈琲片手にキョロキョロしてまう(笑)
珈琲おいしかったな~
ずっと行ってみたかったアサヒグループ大山崎山荘美術館。
今度は季節の変わり目のタイミングで行ってみたい!
ついでに京都美術館巡りもしたいなー
※館内写真撮影すべて禁止
※外観のみ撮影OK