整体治療で良くなった患者さん達の感想にもいろいろなものがありますね。今週私が聞いたものでとても面白いものがありました。

もう3年来、隔週ペースで来られてるGさん(61歳.男性)。某大学の教授さんで毎日の講義の疲れ取りにいつもいらっしゃってるのですが、立ちっ放しで90分間の講義を2コマ以上やると、やはり、かなり腰が辛くなる、との事です。昨日は今学期最後の試験も終わってやっと一段落したと、その分疲れてるとの事でした。いつも施術初めて30分もたつと寝息が聞こえてくるのにこの日は「聞こえてこないなぁ」等と思ってたらやはり聞こえてきました。でもまたすぐ目を覚ましました。見てると何度もそんなことを繰り返してます。
「疲れが溜まり過ぎてかえって眠りにつきずらいのかな?」そう思って「どうも今日は目が覚めちゃいますね」と言ったら,Gさん「いや、寝ちゃうと気持ちよいのを実感できなくてもったいないから一生懸命寝ないようにしてるんです。」・・・・・。

そんな事を考えてらっしゃたとは・・・(笑)。

「いや、Gさん、施術中にぐっすり寝れる事こそ、一番気持ち良いのを実感してるって事だから、眠いのを我慢なんかしないで眠気に任せて下さいよ。」そうお伝えしました。「そうなんですよねぇ(笑)。」Gさんそう言って笑いながら、その後はいつもの様に高いびきをあげておられました。まぁ眠気を我慢してでも楽になってゆく過程を実感したいという感想はとてもうれしい感想ではありました。

また、膝関節痛と腰痛治療で10ヶ月前からお越しになってるNさん(78歳.女性)も隔週ペースで通院されてますが、ずいぶん膝も腰もよくなり、最近はその影響が姿勢にでてきました。前は背中が丸くいわゆる老人姿勢で杖をついてお越しになっていましたが、一昨日来られたときおっしゃられたお話には驚きました。「先生、今日はここへ来るのに気がついたら、杖を持たずに家を出ていました。途中で気がついて、でももう面倒なのでそのまま来たら、来れちゃいましたよ(笑)。」明るく笑っておっしゃるNさんの姿勢はすらっと伸び、見事にその事実を証明するほど好変していました。Nさん、姿勢が良くなり、実年齢より10歳若返った様だと喜んでおられました。私も全くそのとおりだと思います。「いつも気持ちよく、若返れてる気がします。」この感想も又、うれしい感想でした。
Dさんの場合、胸椎の10番目(胸椎は12個)を境にその上は右湾曲、その下は左湾曲というS字カーブを描いていました。こー言う状態は一目見るとその姿勢によく現れています。後ろ向きのがそのズレ、歪みがより顕著に見えます。Dさん、左の肩が下に落ち込み、同側左の腰は上に上がっていました。本人もやはり背中の左側が重い、だるいとのことでした。


(原因)ではなぜそうなったかと言うと

Dさんの場合、①お孫さんの世話で今回かなり疲れた。②それが背中の筋肉郡(特に起立筋)をかなりパンパンに凝らせた。③その凝りが、各脊椎骨に影響し、微妙にその位置を狂わせた。④日頃から左肩ばかりにバッグ等をかけている負担も手伝っている。

まあこんなところでした。

(施術)

その為、本日は背中の筋肉(起立筋、菱形筋、僧帽筋)を解す事に時間をかけました。じっくり、ソフトにじわじわと解して行きます。けっして早急に力任せにではないのです。例えれば硬い肉を弱火でじっくり焼く様な感じです。強火で急激に焼いた肉は表面だけ焦げ付いて中は生のまま、硬いままです。しかし弱火でじわじわ焼いた肉は中まで火が通り、全体が柔らかく美味しい状態になります。私たちの筋肉も同じなわけです。

(施述後)

背中の筋肉の凝りが取れとても楽になったとおっしゃるDさんの脊椎は見事にS字カーブが消え、きれいな一本ラインを描いていました。背中の荷物が取れた様だと喜ばれて帰られました。


(注意点)

このように脊椎というのは実に湾曲しやすい部分で、また一度湾曲するとくせになりやすいんですね。ですから日頃から①疲れをためない②ストレッチを含む運動を欠かさない③バッグをいつも同じ側にかけない...等の注意を怠らない様に心がける事が未然に防ぐ重要なポイントです。皆さんご注意下さいね。
昨日来られたDさん(61歳女性)今回かなり背中の張り、疲れを訴えられていましたが、施術に入って、その脊椎がかなりS字カーブ状に歪んでしまってのがかくにんできました。いつものDさんにはない症状です。今回お孫さんの世話が大変でとても疲れたとおっしゃっておられました。

まぁ症状自体はそんなに珍しいものではないのですがそれだけに誰にでも出やすいので少しお話したいとお思います。

脊椎がS字カーブに歪んでいる・・・・・この状態だと後ろから見ると体の左右が対称でなく、片側で肩は下がるが、かかとは上がるという不自然な姿勢が見られます。普通肩が下がればそのまま最下点となる、かかとも下がってるのです。これは背骨の上部と下部とが、左右が反対方向に歪んでる状態だと言うことです。