私立を中心に考える子の模試事情 | ZENT進学塾

ZENT進学塾

池上線・大井町線の
旗の台駅から徒歩1分。

地域密着型で高校受験専門の
集団授業を行う進学塾です。

右写真 代表:武田

ブログの記事は勉強や
塾のことに限らず
いろいろごちゃまぜ。

お問合せはコチラからどうぞ
https://zent-study.com/

他県だとあまり多くないのだと思いますが、都内は私立志望者もかなり多い。

 

そういう子たちはいったい何の模試を受けるといいのか。

 

これがなかなかに難しい。

 

 

最上位は駿台模試でしょう。

 

ただ、問題の雰囲気はちょっと各学校ごとには合わない部分も多い。

 

でも、これは対象となる学校が複数ある以上仕方ないですし、受験生のレベルは最上位でそろっているから問題ないかと思います。

 

 

 

他には…

 

進学研究会主催の私立Vもぎがありますね。

 

駿台模試は受験者のレベルがそろうのでいいとして、こっちはかなり問題ありです。

 

問題が悪いとか、進学研究会さんが悪いとかそういう事じゃないですよ?

 

あまりにも幅が広すぎるという問題です。

 

 

都立なら、Vもぎで問題ありません。

 

共通問題、自校作成、それぞれ、かなり形式は本番に近いですし、判定も正確です。

 

 

でも、私立Vは…。

 

対称が広すぎます。

 

 

学力下位層から上位層まで私立Vしかない。

 

駿台模試は、MARCH以上を考えたいなら受けたほうがいいと言ってはいるのですが、正直、法政系列や中大系列を考えると駿台模試ではオーバースペックすぎる。

 

かといって、私立Vだとそれはそれであまり参考になりません。

 

中下位層も問題的にちょっと…と思うことも多いです。

 

 

 

私立の問題は、学校にもよりますが感覚的にVもぎで偏差値60前後に当たるようなところから、問題の質が一気に変わります。

 

私大附属か否かでも結構大きく変わります。

 

それをまとめて同じ模試で判定するというのは無理があるんです。

 

 

出来る事ならVもぎの偏差値55くらいまでを考えたい子達向けの模試と、55~65あたりを考えたい子達とで問題を分けたいところ。

 

コストがかかるから難しいんですけれど。

 

それに、併願優遇が多いからあまり私立用の模試を作ることに意味がないのかもしれませんけれど…。

 

 

たぶんちょうどいい模試が無くてけっこう困っている人いると思うんですよね。

 

日東駒専、MARCH、学習院、国学院、明治学院、桐朋、城北、巣鴨、芝浦工大、成蹊、成城学園、青稜、朋優、淑徳、国学院久我山、桜美林、電気大、順天、都市大等々力

 

このあたりかな…。

 

特進とかのどのコースに入れそうかみたいな。

 

これだって幅広いと言われればその通りなんだけれど。

 

このあたりを第一志望に考えている子達向けの模試、ないかな?

 

 

ないよな。

 

 

きっと、過去問中心で進めていると思うけれど、それだと自分の立ち位置がはっきり見えないですよね。

 

数学だけなら私が問題は良い感じに作れるけれど、他の科目は著作権とかあるし難しい。

 

欲しい方、います?

 

いますよね。

 

絶対。

 

 

イメージとしては、私立Vをもうちょっとだけ難しく&私立の典型問題みたいなものを散りばめる感じ。