毎年のように、併願優遇の基準があがる。
6月にこんな記事を
東洋は特選のみの併願になり、基準は24
(昨年は特選23、特進22)
朋優はSGで25
(昨年は24)
た、高い…
しかし、よくよく考えてみると東洋は基準を上げたわけですが
特選のみになったことにより、特進の方は併願優遇はなし。
これはつまり、オープン入試でしか入れないということになったわけですからむしろ
これまで内申基準に満たなかったオール4くらいの生徒でも受けやすくなったということ。
これは…いいのでは??
基準を上げたように見えるけれど、そうともいえない。
私としては、これは良い事のように感じます。
朋優はSGが一番下のクラスなのでこれとは事情が違います。
全部上がったのと同義。
これは私としては良くない。
朋優は点数によっては落とすと公言しているからまだいいけれど、にしてもちょっと上げすぎじゃない??と感じます。
他の学校に目をやると、基準が1上がっている学校は沢山あります。
ただ、これまで上げすぎたのでしょうね。
横ばいの学校が多いように見えます。
一方、下げている学校(コース)も。
立正(進学)5科19、9科34 (昨年は20と35)
宝仙理数インター(医学進学)5科23 (昨年は24)
これまで高すぎるだろ!感じていた併願基準ですが、下がった学校が。
これはなかなか大きい。
特に、この地域の子たちにとっては立正の存在はかなり大きいですね。
併願の基準が上がり過ぎて中間層の行き場がなくなる感がありましたが、さすが立正。
バランス感覚優れているなーと昔から思っていましたが、これは英断だと思います。
何様?って感じですけれど。
併願優遇は基準を上げると内申が良い生徒を確保できるので、高校側としてはものすごく便利な制度だと思います。
実際、基準を少しずつ上げることによって進学校化を成しえた学校がいくつもあります。
しかし、生徒側からすると毎年のように基準が上がるなんてたまったものではないという感じでした。
中間層の行き場がなくなる!
併願に限らず単願もちょっとずつ上がってましたしね…。
明らかに、インフレし過ぎの傾向がありました。
その流れに逆らうかのようなこの微妙な変化はもっと歓迎されるべきではないかなと感じます。