物議を醸しているこちら。
いよいよか。
子育て世帯的には授業料無償化はとてもとても助かる。
私もベイビーの5日のことを考えると、とても助かる。
しかし、心配な面もある。
それは、私立単願に流れる子たちが増加するということ。
東京はすでにそうなってます。
とくに、成績下位ほど、私立単願で早く入試が終わる。
12月に入試が終わる。
公立組は2月までやるのに。
この二ヶ月がどれだけ大きいか。
人になるけど、多くの子は、受験期になればなるほど学力は伸びます。
精神力も。
最後のたったの二ヶ月で、急激に伸びる。
それを経験せずに終わってしまうことのヤバさ。
ありえたはずの伸び、最後までやり切ることによる精神の成長。
それがない子たちが増えるヤバさ。
下位層は、より勉強しなくなります。
私立単願で決まっても、都立の共通問題で最低60点は取らないと合格取り消しとか、そういう縛りはあったほうがいいんじゃない?と思ったりする。
まあ、そんな仕組みできないだろうけど。
もちろん、どうしても公立じゃなきゃダメと言われていた子の選択肢が増えるのはいいことなんです。
子育て世帯の負担が減るのもとても助かることなんです。
でも、ね。
最後までどうやり切らせるのか。
それは、もう少し考えていきたい。
子どもだけじゃなくて、親も、最後までやり切るほうに舵を取らなくなるから。
