「覚える」が出来ない?? | ZENT進学塾

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ここ数年、「覚える」ということができない子たちが増えているように感じています。

 

 

10個の英単語を覚えるのに1時間かかっても覚えられないとか

 

一つ新しいことを覚えると一個前のことが消滅するなんてこともよくあります。

 


 

「覚えないといけない」という意識の欠落とでもいうような

 

そもそも「覚えるって何??」みたいな子達が増えているような

 

そんな感覚です。

 

 

 

塾の先生たちとのチャットでも「覚える」ということに対する意識の希薄さはいたるところにあるよねという話になりました。

 

 

住所や電話番号を覚えていない子がいるとか

 

覚えなきゃダメと言ったらびっくりされたとか

 

「思い出す」という経験が減っているのではないかとか

 

「覚える」には必要性が大事、覚えてないと困るということが減ってきているのではないかとか

 

 

 

ハッキリしたことは分からないし、「覚えることができない子が増えた」というデータがあるということでもないのですが

 

現場にいる身としては、明らかに違和感があります。

 

 

 

「できるようになったこと」がちょっと経つと跡形もなく消滅している子もけっこういます。

 

反復の有無とかそういうレベルではなく、「そんなのありましたっけ??」レベルで抜け落ちることがけっこうあるんです。

 

 

そういう状態ですと、どうあがいても学力なんて上がるわけがない。

 

短期記憶ができるようになるのに時間がかかり、でもちょっと経つと完全に抜けおちて、またやり直しということが増えたな…と感じる昨今。

 

覚えるという練習からしていかないといけないのだけれど、その苦行に耐えられない子も増えています。

 

 

なかなかに学力低下は激しい。

 

学年の1/3くらいは程度の差はあれどこんな状態になっているように感じます。

 

定期テストの学力分布をみても、全くやってないよね??ってレベルの点数30点以下が多数派なんてことすらたくさん起こています。

 

お子さんは、大丈夫でしょうか?