何かと批判される詰め込み教育
そして、思考力が大事なんだよみたいな流れが登場して今。
思考力は高くなったのだろうか。
あまり、そうは感じない。
授業中もグループワークみたいなものやディスカッションみたいなものが多いそうじゃないか。
でも、どうやら元々分かってる子とか、出来る子が活発に動いて
そうではない子はニコニコしてるかよくわかんないままについていってるだけ
みたいな話をめちゃくちゃよく聞く。
うーん…
実際どうだかしらんけど
そもそも詰め込み教育はダメではない。
むしろ、必要だとすら感じる。
知識を詰め込むってのは大事なことだと思うけど
「それはいらんよ」みたいな受験テクニックみたいなもんを詰め込むのはダメ。
そうではなくて、ベースの知識とともに詰め込むべきは「思考の型」とか「向き合う心の型」とか
そういうものなんだよね。
「思考の型」なくして「さあ、考えよう!」ったって、ほとんどの子には無理なんですよ。
「考えてみな」と言って考えられる子はわずかで、他の子たちはフリーズする。
考え方がわからないのだから、何に着目すればいいとか、そういうことがわからない。
だから、できない。
無側の時間があるならそのうちできるかもしれないけれど、そうはいかないじゃない?
ある程度「思考の型」ができてくると、何に着目するかとか、どういう順番が良さそうかとか、そういうものが見えるようになってくる。
詰め込みって言葉とは違うのかもしれないけれど、「思考の型」と「向き合う心の型」
これを体に馴染ませないと、いつまでもできないままなんだ。