都立高校の入試改革が激しい。
現状学力検査点と内申点の比率は7:3ですが
7:3と10:0で算出し、総合得点の高い方を採用して選抜するという方式採用する
という制度になる可能性が高い模様。
とりあえず深沢高校で実験的に?行ってみるとか。
都立全体に適用されてくるのはもう少し後になるわけだけれど
これが実現するとかなり影響が大きい。
たぶん、上位校はものすごく影響を受ける。
たぶん、生徒、保護者目線では歓迎する方が多いと思う。
私も、どちらかと言えば賛成です。
でも、思うところはある。
ネット上を見ていると、内申取れそうにないから中学受験にするというコメントが多数みられる。
そういう子たちが都立という選択を考えられるようになる。
これ自体は良いことだと思います。
が、内申を無視する子たちが現れるのでは?という懸念はあります。
技術家庭?美術?音楽?いらんし!みたいな。
大学進学のみを考えるなら、戦略的にはそれが正しいかもしれません。
でも、名門校ってそういう事ではないでしょ?という気がしてしまいます。
内申を完全に捨て去るというのは併願優遇などを考えるとあまり現実的ではないとは思うけれど、でも、ね。
都立の過剰な内申神話みたいなものはたしかに存在するし
それに対するアンチテーゼのようなものが生まれるのは私は歓迎すべきだと思うけれど
そういう傾向にならないかはちょっと心配です。
上手くバランスとってというか、受験生たちに、内申はそれなりにちゃんと取りますんで!という精神みたいなものを期待したいですね。