大阪の高校でございます。
なので、そこまで詳しく情報があるわけではありません。
申し訳ありません。
ただし!
国語の問題については別です。
多少なりやり込んでいるので、
この学校の問題については愛情をこめて語れます。
参考になる、とかではないですが
あくまで所感としてお聞きいただけますと幸いです。(笑)
構成はざっくりと論説+古文です。
大問で言えば3つなのですが、うち1つは四字熟語のみの大問です。
大問1 論説 榎本博明『「さみしさ」の力』
今回の切り取り部分は、
子の反抗ってどういうものなの?ってのがテーマです。
とても良いですよね、親となり尚の事楽しめるお話でした。
この先訪れるかもしれない反抗期、もうしていた反抗期。
などなど、この問題を受ける年代の子には、刺さるテーマの1つ、
あるいは自分を見返す良いきっかけとなるテーマだったんじゃないかなと思います。
なんでもかんでも反抗すれば良いってことじゃないけど
やっぱり自主的に、自分の考えをもって動かなきゃねって事なんです。
大人にも言えますよね。
文章だけでなく
この学校の良いところは
漢字・文法の量と質がもう!たまりません。
しっかり鍛え上げた子にはなんら問題はないかもしれませんが
毎年必ず1つや2つはいるんですよ、難しいのが。
ちなみにこの年はいませんでしたが。
これはのちの大問2の四字熟語にも言えます。
この年は知識、落としちゃダメですね。
選択肢は問題なくとれるんですが、
1番長い記述のところですかね問題は。
メインテーマ、主張をくみ取って書けますか?って内容なんですが
割と書けない子が多い。
記述の空白が多い子に練習させるにはぴったりな長さと
難易度かなぁと思います。とても、良い。
大問2 四字熟語
上記に言いたいことは書いたので、省略。
大問3 古文「沙石集」
まずありがちな選択肢だけの問題になってないのがまた良いです。
特に原文から書き抜け系、あるいは現代文で穴埋めしろって問題、
ちゃんと文章も教えよう考えさせようって意図がくみ取れて良いです。
現代仮名遣い・文学史もいてくれるので
古文はこの学校から練習問題として使うと覚えやすいんじゃないかなぁと
思う次第であります。