奈良県の公立高校入試の倍率が全ての学校で1倍を下回りました。
奈良高校でさえ、0.84倍
一応これは中間発表で、明日まで願書受付なのでまだ増えると思われますが、そう多くは増えないでしょう。
公立ですし。
さてさて、これは随分前からわかっていたことです。
このブログでも何度かそんな話をしていました。
地方ではトップクラスの学校でさえ、倍率が一倍をきっていたりスレスレなことがあると。
地方ではどんどんこうなっていきます。
そして、ゆくゆくは東京もこうなっていきます。
高校入試が機能しなくなる。
だから、高校入試のために頑張って勉強して〜みたいなことなんてしなくてもよくなっていく。
頑張る必要性がなかなか見出せなくなる。
なんも身につけてなくても高校生になれる。
大学生にもなれる。
偏差値とかってなんなんだろうねってなっていく。
さて…それは一体、何年後なのか。
たぶん、思ってるよりかなり早くそうなる。
勉強する意義を高校入試に受かるためとか、点を取るため、偏差値高いところに行くため。
そんなふうにしか捉えられてなかったり
点取りゲームに勝てばよかろうみたいなことばかりだったり
これまでは競争が成り立っていたから、目に見える実績として難関高への合格数をたくさん出せばよかったかもしれない。
でも、そういう時代は終わる。
そういう風にしか考えてこなかった塾は、これからの時代はもう、無理だろうね。
それから、なんも考えずとりあえず塾でもやろうかみたいなことでやってる塾とかも、無理だね。
どんなに実績がすごかろうが、無理だね。
哲学とか美学とか、そういうものがしっかり根をはっていないとね。