本があるということ① | ZENT進学塾

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こんなデータがあるそうです。

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/10/ok-11.php


家にある本の量は、数学、読み書き、ITスキルに影響する??


本に囲まれて育った中卒と、本がなかった大卒の学力が同じ。


どうでしょう。


さてさて、因果関係か相関関係か、なかなかなんとも言い難い気がします。


でも、「本がそこにある」ということには、かなりの意味があると私は思います。



本は、じっくり読まなくても語りかけてきます。


タイトルだけで何かを語っていたり、分厚さで威圧していたり、フォント、表紙、背表紙の雰囲気、古さ、何度も読まれた跡


そうした様々なものが、何かを語っていて、何かを意識させてくる。


本棚を眺めてそのタイトルや存在に触れる。



時には、本棚に置かれている本が「読めよ」と語りかけてくる。


何かのおりに、ふとその本を手に取って、ペラペラページをめくるだけでも何かを感じる。


ふと気になったフレーズが目に入り、そこから読み始めるなんてこともある。


そこから興味が湧いてより深い読書沼にハマっていくかもしれない。



それは一時のブームで、一月もすればまた別の面白いものに出会って、また日常の中の背景に戻ってしまうのかもしれないけれど


それでも、読んだという経験は残り、また、そのうち存在を示してくる。



たぶん、本がたくさんあるってことは、そういう本側から語りかけてくることがたくさんあるってことで


中身の文章かどうかはわからないし表紙でもなんでもいいけれど


そういったものを意識して見ることが日常となっていくってことなんじゃないかな。



なんて。