なぜ一次関数が苦手なのか | ZENT進学塾

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一次関数が苦手な子はものすごく多い。



以前も書いたけれど、一次関数はコレまで習ってきたことを全て使っていく。



文字式、等式の変形、連立方程式、座標、グラフなどなど。



どこかに穴があったりすんなり解くことができなかったりすると、一次関数そのものがわからないみたいな感じで噛み合わなくなってしまう。



また、傾き、切片、変化の割合など、慣れない言葉も多い。

変域などの概念、幅の理解などなどいろんな要素が複雑に絡みあう。




しかしながら授業では



その慣れない言葉の意味が馴染む前に



やるべき作業が馴染む前に




どんどん先へ進んでしまう。



なぜなら一次関数は問題の幅が広いし、中2後半にはやるべきことがたくさんあって圧迫されるから。



一次関数は、グラフがかかるとか直線の式が求められるとか交点が求められるとか、その程度のことは基本作業であって、重要な問題たちはその先にある。




図形の性質も混ざっていったりするのであらゆる単元が混ざる融合感もある。




それなのに、基本作業は連立したりする程度なので作業としては簡単だから、テンポよく進んでいっちゃったり、極めて簡単なレベルのことだけでOKにされてしまっていたりする。




そうして全然馴染んでない状態のまま先は進み、なんだかやったような、わかったような、よくわからない感じで全てごちゃ混ぜの状態の子が誕生する。




もっと時間をかけて丁寧にじっくりやらないといけない単眼なのだけれどね。




当塾は、かなり長い時間をかけて一次関数を行う。

夏期講習のほとんどを費やすし、二学期になってからもしばらく一次関数。



なんなら他の単元と絡み合いながら、中3あたりまでやってたりする。



夏期講習は通常授業の2.5ヶ月分くらいに相当するので、半年近くは一次関数の何かしらをやってたりする。



だから、当塾でしっかりテキトーなことをしないでやってた子たちは関数がめちゃくちゃ強い。

当然、二次関数も難なくいく。

どんな問題が来ても問題なく対処していける。




他の単元もじっくりしっかり丁寧に重要な部分をやってるから、相乗的に一次関数も強くなるのだけれど、一次関数をながーくやってるからってのが大きい。




今年は一次関数MasterBookも作ったし、より生徒たちが進めやすい状態になりました。




ちょっと誤植があるので修正中。




一次関数?



楽勝でしょ??



って言えるようにしていこう。