授業をしていると、日本語が壊れてしまっている子たちに悩まされます。
壊れてしまっているというとなんか違うかな。
弱い
おぼつかない
拙い
積み上げられてない
作られてない
うーん…ちょうど良い言葉が見つからない
あるべき日本語の力に届いていないという感じ。
話す力にしても、読む力にしても、書く力にしても。
中学二年生、三年生くらいでも、小学校4,5年生のテキストが全部丸にはならない子が結構多くいるんです。
なかなかマズい。
活字離れがよく言われていますね。
最近の子は、漫画すら読まないとか。
結構影響あるんじゃないかなと感じています。
接続詞、助詞がおかしい子はたくさんいます。
小学生レベルの文に適切にそれらを埋められない子も多い。
「読む」が出来ていないのはもちろんですが、そもそもとして日本語が小学校低学年レベルで止まってしまっている。
語彙も、言葉の使い方も、言葉の感覚も。
するとどうでしょう。
当たり前ですが、書けないし、口で説明することが難しくなる。
「説明して」と言うと、前後関係がカオスになったり何言ってるかわからない子もかなり多いです。
会話がちゃんと繋がらない子も多くいます。
さらに、読んで理解することができない。
小学校低学年くらいの国語力で、中学生に向けた説明を理解するのは厳しい。
それだけではありません。
聞き取る力もです。
説明されても、意味を理解できない。
え?キミら動画見まくってるんじゃないの??
いや、見てる動画は説明されてるわけじゃなくて、どーでも良いことの垂れ流しなんで…。
みたいな?
こういう子はかなり多いんです。
勉強内容以前に、日本語を組み立てていかないといけない子はかなり多くいます。
しかも、増えていっています。
うーむ…小学校低学年からとかはやりたくないのだけれど…
でも、日本語ができていないと全科目詰む。
日本語をちゃんと組み上げていく講座を作るべきか…。
あるいは、小学生をもうちょっと低学年から当塾でスタートさせるか…
需要あるかな?