数字の感覚が欠如していると伸びない | ZENT進学塾

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数学を教えていて

 

 

数字感覚に乏しい子はかなりキツイなと感じます。

 

 

例えば

 

 

2桁同士の足し算を筆算したり

 

 

72/360を1/5と直せなかったり

 

 

48分を時間に変換できなかったり。

 

 

 

そこそこできている子でも、出来ていません。

 

 

出来るというのは

 

 

時間がかかれば出来るという意味ではありません。

 

 

「秒で出来る」じゃないと、「出来る」ではないんです。

 

 

文字通り秒で

 

 

24+73=?と言われて2秒で出せるか。

 

 

48分を2秒で時間に変換できるか。

 

 

そういうレベルで出来ていないと、出来ていません。

 

 

 

筆算が諸悪の根源なんじゃないかと思うこともしばしば(笑)

 

 

約分するときも60は4で割れるかな??みたいな感じで確認して、しかもその確認に筆算を使う子はいます。

 

 

マズい!

 

 

二桁同士の×÷あたりなら筆算でもいいかと思うけれど。

 

 

 

 

計算以外にもこういった感覚は強く影響していて

 

 

おうぎ形の面積を出せ!と言われて約分に時間がかかるとそれだけ脳の容量を使っているってことなわけで

 

 

当然処理速度としても遅くなるし

 

 

そこに脳の容量を使っていると、他の思考の妨げとなる。

 

 

 

時間を分に、分を時間に直せない子は0.1分を10分と答えたりします。

 

 

マジで。

 

 

60分のにすればいいんだよねってことがわかっていても

 

 

48分を反射的に4/5に直せなくて、書いて約分する子も多くいます。

 

 

 

基礎学力って言葉で片づけることは簡単なんだけれど

 

 

基礎のレベルを間違ってはいけません。

 

 

秒で処理できないと基礎学力は怪しいんです。

 

 

 

この数字感覚の話でいえば

 

 

倍数や約数の感覚が特に重要。

 

 

最大公約数とか最小公倍数とか怪しい子は多くいます。

 

 

 

数字感覚、低学年のお子さんがいらっしゃる方はご家庭でも意識なさってみてくださいませ。

 

 

低学年じゃなくても、ね。