厳しいことを言ってくれない時代 | ZENT進学塾

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何かきついことを言うとクレームが来たり

 

 

すぐに辞めてしまったり

 

 

結果、厳しいことを言うに言えない。

 

 

みたいな。

 

 

いつからそういう風潮が強まったのかな?

 

 

なんとなく、コロナあたりは影響が大きかったように思うけれど

 

 

もうちょっと前からそういう風潮を感じてはいました。

 

 

新卒がすぐ辞めちゃうみたいな話が世にあふれるようになったころからなのかな?

 

 

厳しい先生がクレームで学校辞めちゃったなんて話もけっこうありました。

 

 

 

 

自らの権利を無限に主張する感じ?

 

 

自己責任論とかも関係ある話。

 

 

子どもの意思を尊重するとか

 

 

多様性って言葉もこの話の一部を構成するもの。

 

 

 

いろんな要素が絡み合って

 

 

最近の風潮はより強固になっている気がします。

 

 

でも、どこかに違和感をはらみながら。

 

 

 

 

当塾ではどうやらそういうことはほぼないので

 

 

厳しくビシバシいくことがありますが

 

 

それでも、昔に比べるとビシバシ感は減っているかもしれません。

 

 

 

鉄槌が落ちることはありますけれど。

 

 

 

 

でも、世の中はどんどん厳しいことを言わなくなっていっています。

 

 

厳しいことを言っていても

 

 

個に言うのではなく全体に言う。

 

 

全体に言われていると

 

 

自分ごととして捉えられなくて…

 

 

 

 

貴方に言ってんだよ!!!!!

 

 

なんですけれどね。

 

 

 

 

とにかく、誰も厳しいことを言ってくれなくなる。

 

 

そういう世の中って

 

 

優しいようでものすごくキッツい。

 

 

最後には

 

 

言ったよね??

 

 

言ったよね???

 

 

キミはそれでもやらなかったよね???

 

 

 

 

自己責任論を突き付けてくるのだから。

 

 

 

 

じゃあ厳しく言って、厳しくやってくれる人のところに行けばいい

 

 

その通りだけれど

 

 

そういう人はなかなか見つからない。

 

 

だって、そういうやり方は淘汰されて行っているのだから。

 

 

それに、厳しくいくのってものすごくエネルギーを使う。

 

 

厳しくされる側もだけれど、厳しくする側のエネルギー消費量も計り知れない。

 

 

言ってしまえば

 

 

甘い言葉で泳がせといて

 

 

あまりエネルギーを使わないような相手の仕方をしたほうがコスパがいい。

 

 

みんな厳しくしなくなっていっちゃう。

 

 

 

 

だから、自分でやれる力を育てていかないといけない。

 

 

自分でやれないままでいたら

 

 

今はいいかもしれないけれど、3年後、5年後、10年後に

 

 

気が付いたら何にもできない人になっている。

 

 

 

 

6月の塾報ではこの話をもっと丁寧に書こうかな。