2024年 慶應女子 数学 所感 | ZENT進学塾

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【数学】

かなり楽かなという印象。

もともと偏差値の割にはすごく難しいって印象はないけれど、今年は解きやすかったと感じます。

慶應女子の数学は各大問の誘導が丁寧で、その流れに乗ることが重要。

数学をしっかり勉強してきた人ならこうやって考えるよね?みたいなところを誘導してくれている感じがするので、数学としての読解力?みたいなものを要求されているように感じます。

 

 

大問1 単問

不定方程式と食塩水

どちらも何をすればいいのかはわかりやすいので落としたくないけれど、(1)は0を忘れてしまう人が多そう。

 

 

大問2 場合の数

長文穴埋め系。

2020年、2021年も同じように穴埋めしていく問題が出てましたね。

カタラン数というものだけれど、別に知らなくても誘導に乗っていけば解ける。

とはいえ、ここはけっこう考えにくい?気もする。

ウ、オ、キを間違えなければ…。

 

 

大問3 関数

基礎的かな。

比例定数が汚いので嫌な気はするけれど、解いていくと綺麗になるので安心する。

なんのための(2)なのか。

四角形の面積二等分ってどうやってやるっけ??ってのが頭に入っていると楽に見えたことでしょう。

 

 

大問4 平面図形

たまーに見かけることもある良問なんだけれど、(1)(2)と(3)(4)につながりがないのがちょっと残念。

類題を見たことある人もいるかも?

ちなみに、当塾の相似のプリントには類題があります。

(1)(2)の計算が面倒で厄介。

ここのミスは不合格に繋がったのでは。

 

 

大問5 空間図形

立方体と正四面体と正八面体の関係について。

これも受験生なら何度も経験があるはずなので落とせないはず。
(2)の交線だけはあまり登場しないワードなので、「え?なんのこと?」と思った人もいるかも?
 

 

点数は取りやすかったはず。

8割オーバー、9割オーバーもいたんじゃないかな。

7割だと怖い内容だったなと感じます。