Vもぎを主催する塾の先生対象の進学説明会というものがありました。
都内の受験全般の状況を模試会社がいろいろ説明してくれるものです。
その説明会の中からいくつか気になったものを。
たくさんあるので別の記事にして数日に分けていくつか書いていきます。
都立の問題と偏差値
今年の都立共通問題
好評?的なことを書いていますが…あれ?数学しか見当たらない…。
他の科目も書かなかったっけ?
とりあえず数学のリンクはコチラ 他のも見つけたら(書いたら貼ります)
私は数学はかなり簡単に感じたと書いてます。
理科も社会も簡単だったかなと感じています。
私が感じた通り、偏差値50の子の得点は、昨年度より11点もアップ
昨年も過去10年間くらいで最高点だったのですが、今年はその記録を更新しました。
かなり、解きやすかったようです。
そのせいもあって
合格最低点も偏差値50付近の学校では15~20点ほど
偏差値62付近の学校でも15~20点ほど上昇したと予想されています。
おそらく都立の進学実績の好調とともに
受験者のレベルが上がっているというのも
一つの要因ではあるんじゃないかな?
まぁ、これは問題解いた段階で予想できていましたので
あまり驚きはありません。
得点で気になったのは社会。
二極化が激しい。
すっごい二極化が起こっています。
都立の社会は昔よりかなり難しくなりました。
どの科目でも割とあることですが
ちょっと問題のレベルが上がるとある水準を超えている人と超えていない人とですさまじい差がつきます。
都立の社会ではそれが起こっているようです。
中間層が少ない。
社会なんて覚えるだけじゃない?
その通りなんだけれど、その「覚える」が出来ていない子はものすごく多い。
知識のリンクがされていないのかもしれませんね。
また、単に覚えただけではなかなか対応できないような
持っている知識を活用してデータや文を読み込んだりということまで求められます。
けっこう大変です。
自校作成に受かるような子たちでさえ、90オーバーは難しくなってきています。
ちょっと前までは90切らないよね?みたいな勝負だったのに。
来年の入試も同じレベルの難易度で来るかはわかりませんが
同じようなレベルで来ると思ったほうがいいでしょう。
より深く、より細かく覚え
覚えるだけでなく理解して活用できる知識にしていかないと
残念な結果となるかもしれません。