2024年 都立共通 所感&解説公開 | ZENT進学塾

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【数学】

良い感じに難易度をちょっとずつ上げてきてるなと思っていたのですが、今年はかなり簡単に感じました。

 

大問1 小問集合

ちょうどいいラインの問題。

ギリギリオール3くらいのでもしっかり頑張ってくれば46点確保できるように作られています。

関数の(1)(2)と合わせて、56点。

苦手な子はここだけでもしっかり確保できるように努めるといいのかな。
ただ、今年は円の角度の問題はちょっとだけ苦手な子には厳しいかもしれないなと感じました。

箱ひげ図が初登場ですね。

基本的な読み取りなので問題ないでしょう。

 

 

大問2 読みとり&式と証明

例年通りの証明問題。

今年は楽だと思います。

ここの難易度で結構中堅~上位志望者の点数はブレてしまうことがあるかと思います。

今年は式は組みやすかったですし、式変形をするような必要もなく、書きやすい内容でした。


 

大問3 関数

例年通りかな。

(3)は方針を誤ると大変なことになるので、上位者でも苦戦したかもしれません。

直線の式をQの座標から文字で表していこうとすると厄介。

どのみち計算は面倒ですが、ちょっと違う方針で動いたほうが楽にいけるのでいい問題だなと感じました。

ただ、この問題以外で「おお!」と感じる問題が今年はなかったなと…。

 

 

大問4 平面図形

難易度は並み。

三年連続で円は絡まず。

来年は円が絡む問題になるかな?

証明は例年通り簡単ですね。

(2)の②が辺の比を出すだけだったのが個人的には残念。面積比の問題にしたほうがよかったんじゃないかなと感じます。

 

 

大問5 空間図形

例年よりも明らかに簡単な内容の出題でした。

特に(2)が簡単。

体積分割したりという複雑な処理をする必要性は一切なく、どこが底面でどこが高さかを考えるだけ。

もうちょっと難し方がよかったのでは?

 

 

平均点はわかりませんが、かなり高く出るのではないかと感じます。

ここ数年50点台の平均点でしたが、今年は60点を超えるのではないかと思います。

小山台や竹早などの上位志望者なら90越えくらい欲しかった内容ではないかと感じます。

 

 

解説って程じゃないけれど、解いたの公開↓