過保護、過干渉、安全、自立 | ZENT進学塾

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子どもが自立するのはどういうときか

 

 

自立して力をつけるときはどんなときなのか

 

 

子どもが生まれて、歩けるようになってきたベイビーを見ているといろいろ考えます。

 

 

 

歩けるけれどまだたどたどしく、転びそうになったり尻もちついたり

 

 

行ったことないところをじーっと見ていたり

 

 

行けるかな?どうかな?みたいなところを行こうとしていたり

 

 

一人でよちよち私から離れて興味が赴くままに歩いていてみたり

 

 

何かを触ってみたり

 

 

もちろんまだ自分では何にもできないからすぐ戻って近寄ってきたり

 

 

こっち来て!みたいな感じで声出したり。

 

 

 

外へ行くとあっちこっちうろうろ。

 

 

家の中でもちょっと前までは一緒にいないとヤダ見たいな感じだったけれど

 

 

最近は一人で別の部屋に行ってみたり。

 

 

だんだん「一人で」行動するようになってきています。

 

 

 

一人で何かをしているベイビーを眺めていると

 

 

よく立ち止まる。

 

 

で、たぶん考えてるんですよね。

 

 

「考える」ってほど考える力はまだないと思うけれど

 

 

じーっと見ていたり、じっくり触って確かめたり。

 

 

 

そういう様子を見ていると

 

 

こういうところで自立ってだんだんおきていくんじゃないかなと感じます。

 

 

 

危ないと感じるからついつい手を貸してしまうのだけれど

 

 

その手をあえて放して見守ることもしないとなと。

 

 

親っていう字は木の上に立って見ると書くわけで

 

 

高いところから、見える位置から見ているのが役目なのかもしれません。

 

 

 

まだ1歳4か月のベイビーとすでに大きくなった当塾の塾生やこのブログを読んでいただいている方のお子さんとでは

 

 

「手を貸す」「見る」の次元は全然違うと思うけれど

 

 

根本って同じなんじゃないかなと。

 

 

 

ちょっと自分のフィールドを広げていくと

 

 

そこで人は考えるわけで

 

 

そこで自立ということは起きる。

 

 

 

ついつい失敗するのを恐れて手を出してしまいがちなんだけれど

 

 

大人の思う「成功」の基準でアレコレ手を出してしまうと

 

 

子どもたちは失敗ができない。

 

 

それはもしかしたらちょっとしたケガとかそういう程度のことであっても。

 

 

過干渉気味、過保護気味になって安全ばかりを意識するのも考えものだなと感じます。

 

 

 

 

受験だって

 

 

親が思う、社会が思う一般的な「成功」にとらわれて

 

 

子どもをそのルートに乗せようとして

 

 

で、子どもは何にも自分で考えてなくて目的意識なく…なんてこともある。

 

 

 

子育てって難しい…。