親に言われると嫌な言葉 | ZENT進学塾

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全然我が子が勉強しない!

 

 

そんなんじゃ受験がおぼつかない!

 

 

それにイライラして口論になったりするわけですが

 

 

子どもは何も言い返せず黙り込むことになりがちではないでしょうか。

 

 

 

 

ほとんどの場合において、親の言い分のほうが正しい。

 

 

親子関係には一種の力関係が存在してしまっているし

 

 

子どもはだいたい自分ができていないことを指摘されるのだから。

 

 

 

 

子どもは不完全です。

 

 

大人だって不完全なわけだけれど大人の目から見れば子どもはもっと不完全。

 

 

これは当たり前のことです。

 

 

そういう不完全さを様々な経験を通して埋めていったりして

 

 

そうして成長していくわけだからね。

 

 

 

 

子どもは自分のできていないところを指摘されると黙ってしまう。

 

 

言い返そうにも言い返せない。

 

 

親はいつだって正論を振りかざしてくる。

(なんて書くと親が暴力的なように見えてしまうのだけれど)

 

 

言い返せなくて「うるせーババア」とか「ウザい」とか

 

 

そういう言葉で切ろうとする。

 

 

逆切れしたり。

 

 

ちょっと内気なタイプな子だと反抗すらせず黙りこくったり。

 

 

その姿にまた親はやきもきして

 

 

自分の言葉が子どもに届いていないように思えて

 

 

この言葉が出てくる

 

 

「あなたのために言ってるんだけど」

 

 

「わかってる?」

 

 

 

 

違う?

 

 

たぶんそうなんじゃないかなと思うのだけれど。

 

 

 

 

思うに

 

 

この言葉、たぶん親から言われると最も反発するんじゃないかなと感じます。

 

 

 

 

 

まず、「わかってる?」って言葉。

 

 

「わかってるわ!」って感じなんだけれど

 

 

そういったところで「じゃあなんでやらないのよ!」となって封殺される。

 

 

反論の余地はない。

 

 

出来てないことを指摘されて

 

 

自分でもそれができていないことはわかっているし

 

 

言われていることはごもっとも

 

 

でも、できないんだよ!って感じ。

 

 

出来なくて、でもできない理由はわからなくて、っていうか意志が弱いから以外の何物でもないんだけれど…

 

 

 

 

そしてもう一つ

 

 

「あなたのために」とか「あなたのためを思って」

 

 

これ。

 

 

その通りなんだけれど

 

 

この言葉が出た瞬間になんか

 

 

恩着せがましい感じがしてくる気がする。

 

 

私が穿ってるだけかもしれないけれど、とにかくこの言葉が嫌い。

 

 

 

 

じゃあどうすればいいの?と親は思うわけだけれど

 

 

ごめんなさい。

 

 

正直私もよくわかりません。

 

 

でもたぶん、思春期ってそういうものだし

 

 

親以外の信頼できる第三者から言われた方が

 

 

素直に受け止められることも多いだろうなとは感じます。

 

 

 

 

 

「わかってる?」「あなたのため」

 

 

この二つの言葉は封印して

 

 

「どうすればいいいかな?」「どうすればできそうかね?」

 

 

という話し合いにもっていかないといけないんですよね。

 

 

まぁ、これができるなら親子関係良好だって話なのかもしれないけれど。

 

 

本当は親が好ましいでしょう。

 

 

でも、それが厳しいなら、学校の先生とか塾や習い事の先生とか

 

 

そういう人たちに頼るってことをするといいのかな。

 

 

他人の子どもにそういうことをちゃんとやってくれる人って少ないんだけれど。

 

 

 

 

「わかってる?」

 

 

「あなたのため」

 

 

この言葉、ついつい言ってないですか?

 

 

ちょっと気を付けてみるといいかもしれません。