過去問を解いていると
それまでの年度と難易度はたいして変わらないのに
大爆死することがあります。
それまで合格点くらいしっかりとれていたのに
ある年度だけ全然足りないってことが起こったりします。
事故るんです。
なんだかよくわからないけれど
その日のコンディションとか
たまたま苦手なものが多く出ていたりとか
普段ならなんてことないところなのになぜか見えなかったり
とにかく、上手く点数が取れないということが起こりえます。
これは、実力が完成しきっていないんだから
合格点くらいとれているけれど安心するなよということを
神が教えてくれていると思うといいのかな。
もしかしたら
入試当日もそうなってしまうかもしれない。
なんだか上手くハマらなかった…
なんてことは起こりえます。
過去に何度もそれで悲しい思いをすることになってしまった生徒はいます。
合格点が取れるようになってくると
少し安心してしまう。
これは仕方ないと思います。
だって、その水準まで自分が届いているということは紛れもない事実なんだから。
でも、そこでちょっと安心して気が抜けるという感じになってしまうと落ちる。
慢心や気のゆるみがあると足元をすくわれる。
そもそも本来は
合格点とれるようになってきているという状態は
まだ「安心」ではないんですよね。
合格点が取れるくらいになった=受かる
ではなくて
勝負できる
という状態でしかないのだから。
だから
勝負できるようになってきたということは誇ったうえで
もう一歩先まで進むという覚悟が必要です。
受かるためには戦えるという状態の先までいかねばならない。
これを念頭に最後まで突き進んでいけるかどうか
ここがギリギリの勝負で落ちてしまう人と、合格を勝ち取れる人の分かれ目です。