先日書いたこちらの記事
伸びないのは学力の問題ではないんですよ | ZENT進学塾 (ameblo.jp)
ちょっと難しいこと言うとすぐ
「わからん!」となって考えることをあきらめたり
「自分は馬鹿だから」「苦手だから」みたいな諦めが発動したりする人がたくさんいます。
そんな感じじゃできるようになんかならないんですよ。
絶対に。
いくら我々が説明しようが心が向いてないんですもん。
「できるようにしよう」という思いが発動していないなら
どんなに繰り返し説明されても
何度繰り返しても
無駄。
だって、心が理解しようとしていないんだから。
受験が近くなってきた中三を見ているとそれがよくわかる。
今まで苦手でどうしていいかわかっていなかったタイプの問題ができるようになってくるんですね。
自分にはこれが必要なんだということが心で分かっていると
自ずとそれをできるようにしなくては!という思いになる。
そうなると、今まで理解できていなかったものが理解できるようになるんです。
心が向いてるから。
もちろん、苦手だから苦戦するかもしれない。
でも、できるようになる。
毎年そういう生徒を見てます。
「なんだ、じゃあ中三になればできるようになるんだ!」
とか思うなよ??
そういうこっちゃねーから。
一度「わからない」と思うと
知らず知らずのうちに「わからないモード」が発動して脳がストップするんです。
何を言われようが、何を説明されようが、どう説明されようが
「わからない」に変換される。
そういう子は多い。
間違えた問題を解き直ししていても
何が違うのかを考えないでただただだるそうに、嫌そうに解き直しする子も多い。
そんなに嫌々やってれば、そりゃあまた間違えるだろうよ。
てゆーかなんだ?
そんなに嫌か?
いやいや期か?
2歳児か?
そういう「わからないモード」「嫌々モード」の脳をいったんリセットして
落ち着いてまっさらな状態にしてもう一度。
すると理解できたりできなかったり。
何度か繰り返す。
次の日に同じことをもう一度ってこともあります。
そうしてちょとわかってきたら、今度は繰り返すターン。
なんだけれど
この「繰り返す」もやらない人が多い。
結局これも
繰り返して身に着けるということの重要性に心が向いていないから
といえる。
めんどくさいからね。
繰り返すのって。
でも、とにかく心を向けてやってくれないと
勉強するだけ時間の無駄。
向き合え
そうすればできるようになるから。